動画マニュアルの作り方とは? 動画にするメリット、活用事例と共に解説
動画マニュアルは、視覚的に情報を伝える手段として活用されています。ただし、効果的なマニュアルを作成するには、作成に時間をかけるだけではなく、いくつかのポイントを押さえることが必要です。本記事では、動画マニュアルの作り方を6つのステップで紹介し、作成時のコツや動画マニュアルのメリット、実際の活用事例も詳しく解説します。
目次
【6つのステップ】動画マニュアルの作り方
動画マニュアルの作成方法を6つのステップに分けて紹介します。よりスムーズに作成するために、それぞれのステップにおける作成のポイントも簡単にお伝えします。
1.構成案や目次を作成する
マニュアル全体の流れを決め、各項目の内容や目的を明確にするための重要なプロセスです。構成を決定することで、視聴者にどのように情報を伝えるべきか、大枠が見えてきます。
また、目次を設定することで、視聴者が内容を素早く理解でき、マニュアル全体が論理的に整理される効果があります。この時、ターゲットやテーマが曖昧では、誰に何を伝えたいのかよくわからないマニュアルになってしまいます。実際の利用者や利用シーンを想定したうえで、作成を進めましょう。
2.情報・資料を収集する
組み立てた構成案に沿って、必要な情報や資料を収集・整理します。このステップでは、最終的な動画のイメージを具体的に描きながら進めることが重要です。イメージが曖昧だと、不要な資料まで集めてしまい、後で見直しが必要になるなど効率が下がります。
具体的には、作業手順書、製品のカタログや技術資料、顧客の質問に基づくFAQ、その他関連するドキュメントなど、動画の内容に即した情報を選定します。もし、このような資料がすでに社内に存在している場合は、再利用することで時間を節約できます。
3.台本を作成する
全体の構成案や集めた情報・資料をもとに、台本を作成していきます。たとえ短時間の動画マニュアルであっても、いきなり撮影に入らずきちんと台本を用意しましょう。台本なしで撮影を始めると、後から素材の不足や撮り直しが発生するリスクがあるからです。
台本の形式は、テキストベースでも絵コンテ形式でも構いません。重要なのは、完成した動画の再生時間や流れを想定しながら、詳細を詰めていくことです。
台本には、挿入する図表やテキスト(テロップ)、使用する資料映像、ナレーションやセリフを、動画の流れに沿って盛り込んでいきます。
また、マニュアルを利用する人の理解度やスキルレベルに合わせて、解説の内容や順序を最適化することも必要です。
4.動画を撮影・録音する
作成した台本をもとに、いよいよ実際に動画の撮影や音声の録音を行います。まずは、ベースとなる作業手順や解説パートを撮影します。特に、カメラに向かって人が説明を行う場合、準備に十分な時間を確保して進めましょう。マイクや照明をセッティングしたり、台本に落とし込んだセリフを練習・イメージトレーニングしたりする必要があります。
PCの操作方法を説明する動画の場合は、操作画面を録画することで視覚的にわかりやすいコンテンツを作成できます。この際、カーソルの動きやクリック箇所が視聴者に明確に伝わるように設定することがポイントです。たとえば、カーソルのサイズや色を調整し目立たせたり、クリック時にエフェクトや音声を加えたりすると効果が高まります。
5.ナレーションを入れる
視覚情報だけでは伝えきれない細かい操作手順や注意点などを、ナレーションを通じて補足することが可能です。
ナレーションを収録する際は、話す速度や声のトーン、専門用語の発音などを事前に打ち合わせましょう。こだわりたい部分をナレーターへ明確に伝えることで、収録がスムーズになり、視聴者も聞き取りやすくなります。
6.編集する
最後に、撮影した映像や録音した音声、ナレーションをもとに動画を編集します。編集の際には、動画が長すぎないかをチェックしましょう。冗長な部分があればカットし、必要な情報だけを簡潔にまとめるようにします。
編集の段階では、ほかのチームメンバーや実際に動画マニュアルを使用する予定の人に確認してもらい、フィードバックを得ることも重要です。このタイミングでフィードバックを受けることで、適宜修正しつつわかりやすいマニュアルを作成できます。
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動画マニュアルを作成する時のコツ
わかりやすい動画マニュアルを作るには、実際にマニュアルを使用する人の視点で取り組むことが重要です。まずはターゲットと目的を明確にし、実際の作業風景やテロップ、図解なども活用しつつ作成を進めましょう。
ターゲットや目的を明確にする
いきなり動画マニュアルの作成に着手するのではなく、ターゲットや目的を明確にすることからスタートしましょう。ターゲットや目的によって、マニュアルに盛り込むべきコンテンツの内容が変わるためです。
例えば、入社したばかりの新人を対象にするのか、それとも入社3年目を迎えた社員のスキルアップが目的なのかによって、盛り込む内容が変わります。ターゲットと目的を明確にしたうえで作成に取り組めば、使い手にとって理解しやすいマニュアルに仕上げられます。
テーマごとに短い動画を作成する
マニュアルに使用する動画は、長くなりすぎないよう注意しましょう。動画が長時間にわたると最後まで見てもらえないおそれがあるほか、ユーザーは求める情報をスピーディに取得できません。
1テーマにつき1動画を作成するのが理想です。例えば接客マニュアルなら、「挨拶の仕方」「オーダーのとり方」「精算方法」などテーマごとの動画を用意しておくことで、ユーザーは見たい内容を選んで視聴できます。
撮影場所の環境・カメラワークに配慮する
時間とコストをかけて作成したマニュアルも、見づらいものでは十分に活用されません。暗くて何をしているのかわからない、カメラの位置が悪くて見えないといった失敗はよくあるため注意が必要です。
自然光だけでは十分な明るさを確保できない場合は、スタンド照明を活用するのも一案です。カメラワークはマニュアルを使用する人の視点を意識しましょう。
作業シーンやテロップ・図解などを活用する
テキストや言葉による説明が難しい作業こそ、動画の出番です。実際に作業している様子を動画で撮影し、ステップ形式で表現すればわかりやすいマニュアルを作成できます。
また、テロップや図解を活用するのもおすすめです。言葉による説明が入っていても、シーンの移り変わりが激しいと視聴者がついていけません。テロップや図解を用いれば、言葉が聞き取れなかった場合でも情報を補完できます。
静止画・動画それぞれの特長を活かして作成する
動画マニュアルには、視覚的にわかりやすい反面、詳細な確認には不向きな部分もあります。そこで、静止画のメリットも取り入れましょう。静止画と動画それぞれの特長を理解し、良いところを組み合わせて適切なシーンで活用することがポイントです。
●静止画の特長
1.強調すべき点が明確になる
特定のポイントを強調するのに適しています。例えば、必要な道具の一覧や手順の要所を伝えたい場合、視覚的な変化のない静止画に説明文を加えた指示が適しています。
2.情報をじっくり確認できる
文字情報を添えることで、視聴者は内容をじっくり確認でき、動画の一部分を繰り返し再生して見返すよりも効率的に情報を整理できます。
●動画の特長
1.動作や流れ、スピードを表現できる
人の動きや作業のスピードをそのまま伝えられるのが大きな特長です。静止画や説明文では伝わりにくい間合いやスピード感などを視覚的に理解してもらえます。
2.音声で補足説明ができる
映像に音声を組み合わせて情報を伝えられる点でも優れています。作業中に発生する音やナレーションを合わせることで、視聴者に対してより理解しやすい説明を提供できます。
動画マニュアルが向いているもの
静止画やテキストだけでは伝わりにくい部分を補完できるため、手順や動作の流れが重要な業務や、複雑な操作を伴う製品の説明などに向いています。ここでは、動画マニュアルが特に効果を発揮する分野を解説します。
業務手順書
業務手順書が動画マニュアルで用意されていれば、新入社員や新たに業務を担当する社員などが、業務の全体像や流れ、作業手順、考え方を、短時間で効果的に学べます。各業務を担当する社員が自分の仕事に素早く専念できるため、指導係の負担も減り、効率的な業務運営が可能です。
また、業務手順とあわせて、トラブルが発生した際の対応なども動画マニュアルで準備しておくことで、業務を円滑に進められるでしょう。
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営業マニュアル
営業マニュアルはセールスマニュアルとも呼ばれ、主に企業の営業部署の社員向けに作成・配布されます。具体的には、営業職のセールスプロセスを細かく視覚化・言語化した動画マニュアルです。接客業の場合なら、接客の手順や接客に対する考え方などをまとめたものが該当します。
こうしたタイプの動画マニュアルは、新入社員のOJTなどでも利用されやすく、その組織で働くにあたって必要となる実践的なノウハウを学べます。
研修マニュアル
研修のテーマごとに動画マニュアルを用意しておくこともあります。例えば、研修を受ける新人向けの動画マニュアルであれば、名刺交換のマナーやサービスの説明の仕方、電話対応、社内ルールの周知といった内容が多いでしょう。
また、フランチャイズチェーンの本部が各地域の店長向けにまとめた店舗運営マニュアルも、研修マニュアルの一種です。新人教育マニュアルなどの形で、先輩社員自身が部下を指導する際のポイントを学ぶための指導者向け動画マニュアルも同様です。
製品のチュートリアル
製品やサービスの使用方法を説明する教育的ガイドや資料である「チュートリアル」も、動画マニュアルに向いています。製品の組み立て方法や操作手順などを動画で具体的に示すことで、ユーザーは視覚的に理解できます。
以前は紙媒体のチュートリアルが主流でしたが、近年では動画マニュアルが増えています。特に、PCソフトウェアなどは、動画を通じて基本的な使い方や設定方法を直感的に学べてユーザビリティの向上が期待できるため、動画で配信するケースがよく見られます。
動画マニュアルのメリット
ここでは、動画マニュアルならではの4つのメリットを取り上げます。
視覚的に理解しやすい
複雑な作業手順や多岐にわたる業務を文字や写真だけで説明するのは困難です。その点、動画マニュアルでは実際の作業を人の動きや音声付きの映像として見られるため、テキストで読むよりも直感的に作業手順を理解しやすくなります。
また、文字だけのマニュアルだと、「しばらく時間を置く」「適宜行う」など、曖昧な表現を使いがちです。それでは、読み手は具体的にどのくらい時間を置くべきか、どのタイミングで作業すべきかを判断できません。
一方、動画マニュアルでは実際の作業の様子をリアルタイムで収録した映像と合わせ、音声や字幕などによる説明も行えます。視聴覚的な情報が得られ、文章では曖昧だった細かいニュアンスの把握も可能です。
繰り返し再生でき習熟度を上げやすい
わからない作業部分を繰り返し再生して学べ、習熟度を上げやすい点も大きなメリットです。
また、指導者側から見ても、学習者が自ら理解を深められる動画マニュアルは非常に便利な教材です。特に指導対象者が多い場合、各学習者に同じ作業や手順を繰り返し教えることは非効率で、指導者の負担も大きくなります。動画マニュアルを活用することで、指導者は一人ひとりに割く時間やリソースを節約でき、学習者も自発的にスキルを身につけられるため、教育の効率が大幅に向上します。
時間や場所を問わず視聴できる
動画マニュアルのデータは、DVDなどの記録メディアに保存するのではなく、サーバーやクラウド上にアップするのが主流です。そのため、社員はアクセス権を持つ社内のPCやタブレットなどのデバイスから、いつでも閲覧できます。アクセス権の設定次第では、社外からもスマートフォンなどで視聴可能です。
また、製品のチュートリアルなどユーザー向けの動画マニュアルを、YouTubeなどの動画投稿サイトで一般公開している企業もあります。PCやスマートフォン、タブレットなどのデバイスが広く普及している現代において、いつでもどこでも見られる動画マニュアルは、自己学習にも最適です。研修や説明会に足を運ぶ手間も省けるため、指導する側と学ぶ側の双方にメリットがあります。
ペーパーレス化によるコスト削減につながる
動画マニュアルはデータとして保存・共有できるため、印刷代やそれに係る人件費、保管場所のコストが発生せず、効率的に管理が可能です。
一方、紙のマニュアルは、その都度印刷する手間がかかり、人件費や印刷代、保管場所も必要です。ただし、紙のマニュアルもPDFファイルなどの形でデータ化することでコスト削減が可能です。
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動画マニュアルを導入する際の注意点
動画マニュアルは視覚的にわかりやすく、多くのメリットがありますが、導入時にはいくつか留意点があります。
まず、内容の更新が発生する場合、再撮影や再編集が必要になるため、時間とコストを考慮することが大切です。また、視聴者が特定の情報だけを確認したい場合、動画内で目的の箇所を探しにくいケースもあるため、重要なポイントが分かりやすく整理されていると効果的です。さらに、専用ソフトの操作習得には多少のリソースが必要ですが、更新しやすいソフトを選ぶことで、最新情報をスムーズに反映できます。
動画マニュアルの強みを最大限に活用できるよう、これらの点を踏まえた導入をおすすめします。
動画マニュアル作成ソフトの選び方
自社のニーズに合った作成ソフトを選ぶことが重要です。さまざまなソフトが存在するため、どのようなポイントに注目すべきかを押さえておきましょう。
目的に合わせた機能が揃っているか
自社の求めている機能がソフトに搭載されているかが重要です。eラーニングなどのトレーニング機能や、紙面マニュアルのファイル出力に対応したソフトもあります。特にテンプレートや自動翻訳などは、作業時間を大幅に削減できるため、必要な場合は搭載の有無をしっかり確認しましょう。
簡単に操作できるか
操作が簡単で使いやすいソフトを選ぶことも重要です。操作性の悪いソフトを選んでしまうと、マニュアル作成に時間がかかり、思わぬ工数(人件費)が発生する可能性があります。無料トライアルを活用して実際の使用感を確認し、複数のソフトを比較検討するのがおすすめです。直感的に操作できるソフトであれば、作業効率も向上します。
サポート体制が整っているか
マニュアル作成中に操作方法やエラーについて疑問が生じた場合でも、メーカーやベンダーが迅速かつ丁寧に対応してくれるか、電話やチャットで気軽に問い合わせができるかなどをチェックしてください。また、動画マニュアルは多くの場合、社外秘の情報を含むため、使用するソフトのセキュリティ性も重要です。
動画マニュアル作成に使えるおすすめのソフト・システム
ここでは、動画マニュアルの作成に役立つおすすめのソフトやシステムを紹介します。自社のニーズに合ったソフトを選ぶ際の参考にしてください。
PowerPoint
プレゼンテーションソフトとして広く知られていますが、動画マニュアルの作成にも活用できます。直感的な操作で使いやすく、多くの人が慣れ親しんでいるため、特別なスキルがなくても始められるのが特長です。
まずは動画のもとになる資料を準備しましょう。次に「スライドショー」タブの録画機能で録画を開始し、プレゼンテーションを実施します。録画が終わったら内容を確認し、動画ファイルとしてエクスポートすれば完了です。
Microsoft ビデオ エディター
Windows に標準でインストールされている動画編集ソフトです。基本的な編集機能が充実しているため、シンプルな編集であれば十分対応できます。初心者でも扱いやすく、動画マニュアルの作成が手軽に行えます。
まず、「新しいビデオプロジェクト」を作成し、使用する動画や写真を追加します。次に「ストリートボード」の「編集」から実施する編集作業を選びます。トリミングやテキスト追加、フィルターやエフェクト効果などの機能でカスタマイズ可能です。編集が完了したら画質を選んでエクスポートし、動画を保存します。
【注意】 Windows 11 の最新アップデートでは、動画の編集を「Microsoft Clipchamp」というソフトに移行しています。 Windows 11 でビデオ エディターを利用する場合は、別途「フォト レガシ」というソフトのインストールが必要となります。
iMovie
Appleが提供する動画編集アプリです。MacやiPhone、iPadで利用でき、直感的な操作で動画の作成や編集が行えます。豊富なエフェクトが用意されているため、プロフェッショナルな仕上がりの動画を簡単に制作できることが特長です。初心者でも扱いやすい設計で、特別な技術や知識がなくても高品質な動画を作成できます。
まず、プロジェクトから「ムービー」を選び、素材として使う写真やビデオを選択します。次に動画編集を開始し、分割やエフェクト調整、色調変更などで動画を魅力的に仕上げましょう。「ピクチャ・イン・ピクチャ」機能を使えば、動画内に別の動画を挿入することも可能です。
Teachme Biz
Teachme Bizは、静止画と動画の特長を活かしたマニュアルを簡単に作成できるクラウド型のマニュアル作成・共有システムです。動画や音声だけでなく、写真やテキストなど多様な素材を組み合わせたわかりやすいマニュアルを作成できます。スマートフォンやタブレットで撮影した素材はもちろん、パソコン内の画像や動画も活用可能です。
また、オンラインサポートが充実しており、不明点やトラブルが発生した際にも迅速に対応可能です。セキュリティ面でも高い水準を維持しており、不正アクセスの防止など安心して利用できる環境が整っています。更新や共有もスムーズに行えるため、常に最新の情報をチーム内で共有することが可能です。
さらに、動画と静止画+説明文の良いところも同時に兼ね備えた、「教えやすくよく身につくマニュアル」を簡単に実現します。無料トライアルも受け付けているので、気になる人はぜひお問い合わせください。
次章では、Teachme Bizを活用した企業の成功事例を紹介します。
Teachme Bizを活用した動画マニュアルの成功事例
動画マニュアルを作成したことで、業務の効率化やスキルのスピーディな習得につながった事例を3つ紹介します。
動画マニュアルで製造現場での迅速な知識共有を実現
赤城乳業株式会社様の事例です。同社では、製造現場における業務知識を共有するため、Office系ソフトで用意したマニュアルを使用していました。しかし、部署ごとに保存場所が異なり、更新が大変という課題がありました。動画マニュアルの作成に取り組んだものの、制作に多大な時間がかかる点が課題となり、導入を見送った経緯があります。
しかし、Teachme Bizを導入したことで、スマートフォンひとつで撮影から編集、共有までをスムーズに行えるようになりました。忙しい時にはまず動画を撮影し、時間のあるタイミングでマニュアルとして整理・共有する運用方法が製造現場にマッチしているそうです。その結果、知識の共有が迅速になり、業務の習得スピード向上につながっています。
異動時の即戦力化や未然防止にマニュアルを活用
引継ぎや技能継承でも若手が貢献できる環境に
動画マニュアルでチェックイン業務の効率化と視覚的理解の向上へ
日本ホテル株式会社様では、従来の文書マニュアルが膨大で視覚的な情報が少なく、更新に手間がかかるという課題がありました。そこでTeachme Bizを活用し、ホテルのチェックイン業務に関するマニュアルに動画を採用します。
現在は動画でわかりやすいマニュアルを作成し、接客シチュエーションごとに異なるチェックイン・チェックアウトのフローや、制服に合うネクタイの結び方など、さまざまな内容を配信しています。更新も容易なのでタイムリーに配信でき、サービスの均質化やチェーンオペレーションの構築につながっています。
拡大するインバウンド需要に向けたサービス品質や付加価値を向上
Teachme Bizは業務でも研修でも活躍する万能ツール
動画マニュアルによるレシピ共有で店舗での新人教育を効率化
株式会社フレッシュネス様の事例です。同社では、ひと手間かけたこだわりのレシピを、全国の店舗でどのように共有するのかという課題を抱えていました。
そこでTeachme Bizを使用して動画と画像を組み合わせたレシピを作成し、iPadで閲覧できる環境を整備します。現在ではすべての商品レシピが即座に共有でき、検索も容易になりました。
新人スタッフを教育する場面でも活用しています。画像で素材や料理の仕上がりをスムーズにイメージでき、動画で調理中の細かな動作を確認できるため、教育担当スタッフの負担も軽減されました。厨房での調理時にも、注文が入るとすぐ動画レシピを確認でき、熟練スタッフでなくても指導を付けず安心して作業できる環境になっています。
レシピや調理の動作を動画で解りやすく!
Teachme Bizを新人スタッフの初期教育に活用
まとめ
動画マニュアルは、視覚的な情報伝達に優れ、業務効率化や教育効果の向上に大きく貢献します。しかし、その作成や更新には手間がかかり、視聴者が必要な情報を素早く見つけにくいといった課題もあります。また、適切なソフトの選定や操作性、導入後のサポート体制も運用を続けるうえで重要です。
Teachme Bizなら静止画・動画を組み合わせたマニュアルが作れる!
クラウド型マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」は、マニュアルに使用したい動画や音声に加え、写真などの静止画や文章説明といった素材の取り込みも可能です。タブレットやスマートフォンで撮影した素材のほか、PC内の画像・動画などを利用し、静止画と動画を組み合わせマニュアル作成ができます。充実したオンラインサポートや、不正アクセスのブロックをはじめとした安心のセキュリティ面も魅力です。
Teachme Bizは、動画と静止画+説明文の良いところも同時に兼ね備えた、教えやすくよく身に付くマニュアルを簡単に実現します。無料トライアルも受け付けているので、気になる人はぜひお問い合わせください。
Teachme Bizでは、動画を一時停止して、画像編集と同じように図形やテキストなどを簡単に追加することも可能です。操作は直感的にできるので、動画編集未経験の方にもおすすめです。Teachme Bizの機能についてご紹介します。
Teachme Bizは、AIを活用することでマニュアル作成・編集の工数を大幅に削減できます。動画の取り込みからわずか15分でマニュアルを完成できるなど、マニュアル作成の工数を90%削減することが可能です。
※Teachme AI ビデオProをご利用の方は動画アップロード本数が無制限になります。