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【ウェビナー運営マニュアル大公開】ウェビナーとは?メリット・デメリットや事例などウェビナー開催のポイント解説

近年、マーケティング手法として、ウェビナーの活用が人気を集めています。オンラインセミナーやウェブセミナーなど呼び方は様々ですが、インターネット上で動画を使ったセミナーを実施することを指します。

コロナウイルスの感染拡大により、これまで対面で行っていたセミナーをウェビナーに切り替える企業が増えています。自社でも取り組んでみたいと思っても、運営の仕方がわからない、どのようなツールを使えばいいかわからないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。では、初めてウェビナーを開催する場合、どのように成功に導けばよいのでしょうか。準備不足や不慣れによるトラブルは未然に防ぎたいものですね。

そこで、月に数十本のウェビナーを企画・運営する弊社のウェビナー開催のノウハウや、ウェビナー開催に活用できるSOP(標準作業手順書)をご紹介しながら、ウェビナー開催のポイントを解説していきます。

目次

ウェビナーとは?


ウェビナー(Webinar)とは、ウェブ(Web)✕ セミナー(Seminar)の造語で、インターネット上でセミナーを配信することを指します。

オンラインセミナー、ウェブ(Web)セミナー、インターネットセミナーなども同様にウェブ上で配信するセミナーを指します。

アメリカでは日本よりもウェビナーが浸透しており、マーケティング活動の一環として取り組む企業が多く存在します。日本では、コロナウイルス感染拡大によって「テレワーク」へシフトする企業が増えたことや、「ステイホーム(Stay Home)」による自宅で過ごす時間が増えたことで、ウェビナーの需要も一気に高まったと言えます。

ウェビナーと言ってもセミナーの用途に限らず、会社説明会やサービスや商品の発表会、座談会、社内外の研修など、ビジネスにおける様々なイベントに応用が可能です。また、ウェビナーには撮影した内容を「ライブ配信」という方法と「録画配信」という方法があります。

感染拡大防止の観点や地理的な要因によって、商談先に訪問できない場合でも、ウェビナーであれば商談や研修が実現します。ウェビナーの浸透は、人手不足の解消や、テレワークによる働き方改革、移動時間や交通費の削減によるコスト削減や生産性向上の実現にもつながります。

では、ウェビナー開催のにはどのようなメリット・デメリットがあるのか、ご紹介します。

ウェビナーのメリットとデメリット

ウェビナー開催には主催者側にも参加者にもメリットがあります。

ウェビナー主催者側のメリット

  • ・会場の準備費用・準備時間が削減できる
  • ・参加者の数を気にせず小規模から大規模まで開催できる
  • ・場所や時間の制約によりアプローチできなかった層に訴求できる
  • ・ウェビナーの様子を動画で保存し配信コンテンツとして二次利用できる
  • ・録画配信であれば、撮り直しや編集もできる
  • ・交通麻痺や感染症の蔓延など有事の際も開催できる

このように、ウェビナー開催はオフラインのイベントやセミナー開催と比較しても、費用や時間的な面でかなりのメリットがあります。また、チャットや投票、アンケート機能を活用すれば双方向のコミュニケーションも可能になるため、登壇者が一方的に喋り続けるという状況に陥ることを防止できます。ウェビナーの経験が浅く事故などが不安な場合は録画配信にすれば、撮り直しや編集も可能ですのでウェビナーの完成度が高まります。そして、ウェビナーを録画しておけば、コンテンツとして二次利用することができるのも、ウェビナーの特長です。

私たちスタディストも、コロナウイルスの感染拡大の影響で、2020年2月以降に予定していた展示会出展やオフラインのイベントやセミナー、説明会を中止し、ウェビナーに切り替えました。Teachme Bizのセミナー企画・運営を担当している筆者ならではのメリットも合わせてご紹介しますね。

ウェビナー企画・運営担当が感じる魅力

  • ・セミナーの企画~制作、集客、実施までがオフラインのイベントやセミナーと比べて短期間で実施できる
  • ・セミナー内容を改定しながら繰り返し開催できる
  • ・オフラインのイベントやセミナーと比較して運営にかかる工数(スタッフ数)が圧倒的に少ない
  • ・参加者側には参加状況がわからない
  • ・座ったまま運営できるので体への負担が少ない

オフラインのイベントやセミナーを企画・運営した経験のある方は共感していただけると思うのですが、スーツやユニフォームを着て数時間立っているのはかなり疲れます。それに比べて自宅や会議室から座ったまま開催できるウェビナーは体に負担がかかりません。それもあって、次から次へと様々なセミナーを企画・実行できます。会場を借りる必要がないため、参加者を業種や属性で細かく分別してセミナーを開催することで、より専門性の高いセミナーになり、参加者の興味関心を高めることも可能です。
また、オフラインのイベントやセミナーの場合、広い会場でお客様が数人しか来なかったらどうしよう・・・と青ざめてしまいますが、ウェビナーであれば、そんな心配は無用です。他の参加者の状況などもわからないため、閑散としていて参加者が入りづらい、席が空いておらず立ち見になるなどの心配もいりません。

ウェビナー参加者側のメリット

では、ウェビナーの参加者にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

  • ・遠隔地や海外などどこからでも参加できる
  • ・録画配信であれば自分のタイミングで聴講できる
  • ・セミナー会場までの移動にかかる時間、交通費を削減できる
  • ・ひとりで気軽に参加することができる(参加の敷居が低い)

インターネット環境さえあればどこからでも好きなときに参加できるのが、参加者の最大のメリットと言えます。リアルのセミナーであれば会場まで足を運ばなければならないので、予定が立て込んでいると気軽に参加することが難しいですが、ウェビナーであれば空き時間を見つけて参加することが可能です。

ウェビナー主催者側のデメリット


このように主催者側にも参加者側にもたくさんのメリットがあるウェビナーですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

  • ・ウェビナーツールの導入が必要
  • ・キャンセルしやすいため参加率が下がる可能性がある
  • ・意欲の低い参加者が増えてしまう可能性がある
  • ・参加者の理解度や関心度を掴みづらい
  • ・参加者のモチベーションを維持するため構成や資料に工夫が必要
  • ・身だしなみや話し方、進行に注意が必要

まず、ツールの導入が必要です。セミナーやイベントの内容によって最適なツールを選定しましょう。また、ウェビナーのメリットとして気軽に参加できる分参加率が下がる傾向にあります。

カメラを通しての配信は、対面式のセミナーと比較して登壇者の人柄などが伝わりにくいため、オフラインのイベントやセミナー以上に、身だしなみや口調、伝え方を工夫する必要があります。また、資料やセミナー自体の構成を工夫して、参加者の意欲を維持することも重要です。私たちが開催するセミナーでも取り入れているセミナー参加者のモチベーションを維持するための方法をお教えしますね。

ウェビナー参加者のモチベーションを維持するポイント

  • ・セミナー時間は長くなりすぎないよう企画する
  • ・参加者の心を掴むためにアイスブレイクの時間を持つ
  • ・投票機能を活用して、投票結果によって話の内容を変える
  • ・講義だけに寄りすぎず参加型のワークを挟む
  • ・1つのスライドに要素を詰め込みすぎずテンポよく進める
  • ・アンケート回答者特典を用意し回答率を高める
  • ・チャット機能を活用していつでも質問できるようにする
  • ・ツールに不慣れな人のために手順書(マニュアル)やサポートの仕組みを用意しておく
  • ・アンケート結果を分析し、次回セミナー活用する

まず、セミナーの拘束時間が長すぎると、どんなに魅力的なテーマや登壇者でも、参加を躊躇したり、断念したりするものです。私たちの運営するTeachme Bizのセミナーでは、45分から最大でも90分で終わるようにセミナーを企画しています。

また、初めてウェビナーに参加する方やツールを使い慣れない方のためにサポート担当が常時待機しておくことで、登壇者はセミナーに集中でき、お客様も安心して参加できます。私たちのセミナーでは、セミナー参加用の手順書やツールの使用方法のマニュアルを作成して事前に配布しておくかたちに変更したことで、セミナー前や講義中のお問い合わせがゼロになりました。

登壇者の注意点としては、1つのスライドに情報を詰め込みすぎないという点です。1スライドにたくさん情報が記載されていて、長々と説明されると、参加者側は理解しづらかったり、飽きてしまったりと参加意欲が下がってしまうことがあります。瞬間理解できる資料にする、テンポよく進めるなど参加者を飽きさせないための登壇者のテクニックが求められます。

また、アンケートを実施して、項目ごとに何が良かったか、悪かったかを分析して次のセミナーのテーマ検討や改善に活かすことも重要です。人気のセミナーは繰り返し開催するか、録画配信のコンテンツとして活用することも検討できます。

ウェビナー参加者側のデメリット

では、ウェビナー参加者側のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

  • ・インターネット環境が必要
  • ・パソコンやスマートフォンなどデバイスが必要

ウェビナーは、インターネット環境さえあればどこからでも好きなときに参加できるのがメリットですが、環境が整わなければウェビナーに参加できないのはデメリットと言えます。また、環境の問題でツールを使用できない、音や映像が途切れてしまい、ウェビナーの内容が理解できないということも起こり得ます。回線が安定していることや配信ツールの機能や品質もウェビナー開催の重要項目です。

ウェビナーに使える配信ツール紹介(Zoomなど)

ウェビナー成功の鍵はツール選びにあると言っても過言ではありません。まず第一に、参加者が参加しやすいかどうかが重要です。会員登録やアプリのインストールなどが不要で、簡単に参加できれば、セミナー参加者の負担を軽減することができます。

合わせて、画質や音質もチェックすべきポイントです。また、画面共有をしたい、ホワイトボードを使用したい、録画機能を活用したいなど、セミナーで実施したい内容に合わせて各ツールの機能面を確認しましょう。

主催者側の観点からは、セミナー参加者の参加状況や入退出などのデータのとりやすさは重要です。タイムラグの少なさやコミュニケーションに活用しやすい機能なども検討要素に含んでおくとよいでしょう。今回は参加者視点で使い勝手がよく、比較的知られている3つのサービスをご紹介します。

Google Meet

Googleアカウントを持っていれば誰でも無料で使用できます。同時参加の可能人数は最大100名ですので、中規模なウェビナーも実施可能です。googleアカウントを保有している人は世界的に多いため、登録の手間を省くことができます。
外部リンク:https://apps.google.com/intl/ja/meet/

Cocripo(コクリポ)ウェビナー

「3,000円~/時」と他のツールと比較して安価にウェビナーを開催できることで人気を集めています。少人数でのウェビナー開催におすすめです。
専用ソフトが不要で、「名前」「メールアドレス」があればログインができるため、ウェビナー参加に不慣れな方でも使いやすいのが特長です。ウェビナー参加者のアフターフォロー時に必要なメールアドレスの取得や、滞在時間記録、顧客や予約状況の管理などもできるため、セミナーの分析にも役立ちます。
外部リンク:https://www.cocripo.co.jp/

Zoom

ビデオ会議システム「Zoom」のウェビナーサービスは、最大10,000人までのウェビナーを開催できます。Facebook LiveやYouTubeなどのソーシャルチャンネルにも配信可能。実際はもっと大勢にウェビナーを届けることも可能です。チャット機能やQ&Aの機能もついていますが、使い方を理解するのに色々試してみる必要があります。
外部リンク:https://zoom.us/

私たち株式会社スタディストでは、ビデオ会議システム「Zoom」を活用しています。
参加者をパネリストに設定して、パネルディスカッションを行うなどインタラクティブなセミナーにすることもできます。どういったセミナーを実施したいか、そのためにどのような機能が必要かを洗い出し、ツール選びをすることをおすすめします。

ウェビナー開催の方法

まず、簡単にウェビナー開催の流れをご紹介します。
キャプチャ付きの手順書はこちら:Zoomでミーティングやセミナーを開催する方法

今回特別に、セミナー企画に活用できるフォーマット付き「ウェビナー開催方法がわかる」お役立ち資料をご用意しました。Teachme Bizで作成したウェビナー運営マニュアルもご活用いただけますので、是非ダウンロードしてご利用ください。

セミナーを企画する

セミナー企画に必要な要素である「開催概要」や「集客ターゲット」、「登壇テーマ」、「セミナー内容」、「登壇者」など、セミナーの骨子を決定していきます。
まずはオフラインで実施していたセミナーを転用するのも一般的です。

セミナーの申し込みフォーム(ランディングページ)を作成する

ウェビナーの内容や開催日が決定したら、フォームを作成します。作成方法や入力項目は企業によって異なりますが、ウェビナーの場合、実際に挨拶をして名刺交換するなどができないこともあり詳細な情報を入力してもらえると、参加者の属性や担当している業務も把握しやすく、セミナー後のアプローチに有効活用できます。

ウェビナーの告知・集客をする

ウェビナーのテーマに関心の高そうなお客様にメールでご案内する、ウェビナーの属性にマッチする人に広告配信をする、SNSを活用する、セミナー集客のポータルサイトに登録するなど、集客の方法はいろいろあります。費用をかけず集客することも十分可能です。

ウェビナー申込者へのフォロー

ウェビナー申込者に向けて、リマインドや参加方法のご案内などを行います。初めてウェビナーに参加する方や初めてツールを使用する方が安心して参加できるよう、メールでしっかりとフォローしましょう。その際に、ツールの使用方法について見ればわかる手順書を用意しておくとよいでしょう。私たちがセミナーを開催する際、参加者にご案内している手順書をご紹介します。
キャプチャ付きの手順書はこちら:Zoomミーティングを視聴する際に確認すべき5つの項目

また、リマインドメールを活用することで参加率を高められます。

当日の進行台本、待機画面、バーチャル背景、参加者アンケートなどを準備する

ウェビナーを成功に導くためには、開催前の準備が重要です。オフラインのイベントやセミナーと同じように、進行台本を作成しておくと当日の運営がスムーズです。また登壇者のネット環境が悪くウェビナーが聴講できない、音声が入らないなど、万が一のトラブルを想定して、対応を検討しておくと良いでしょう。
そして、主催者として何人が運営に携わり、どのように役割分担を行うかを決めておきましょう。
弊社の場合は、基本的に司会進行係、テクニカルサポート、登壇者の3名が主催者として待機しています。司会進行係はセミナー開始前と終了後の資料投影と開始までのアナウンス、開会の挨拶、質疑応答の時間のファシリテーション、録画の対応などを行います。テクニカルサポートは、セミナー中、定期的にQ&AのURLやアンケート回答用のURLをチャットに送付したり、セミナー参加状況の把握と分析、申込情報とアンケート結果の紐付け作業などを行っており、セミナー中は裏方作業を行っています。

そして、セミナー開始までの時間に表示する「セミナー開始までしばらくお待ち下さい」といった案内画面を作成しておくと、セミナー開始前にログインした参加者が安心して待機できます。
合わせて、司会進行担当、登壇者のバーチャル背景を準備しておくと宣伝効果がより高まります。会社名や会社ロゴ、氏名などをバーチャル背景で常時表示しておけば、セミナー参加者に名前やロゴを覚えて帰ってもらうことができます。
バーチャル背景は、社員全員で使い回せるようなものや、広報活動で使用するバックパネルのようなものを作っておくと汎用性が高いです。弊社が使用しているバックビジュアルをご紹介しますね。
弊社のバーチャル背景画像

バーチャル背景をウェビナーのアイスブレイクに使用するというのも常套手段です。参加者の心を掴めそうなバーチャル背景を用意してみましょう。Zoomでバーチャル背景を変更するのに役立つSOP(手順書)をご紹介します。
キャプチャ付きの手順書はこちら:Zoomの背景を設定する方法

セミナー後にアンケートを実施する場合はアンケートの方法や項目も決定しておきましょう。Teachme Bizのセミナーでは、スマートフォンからも回答してもらえるようセミナー資料の最後のスライドにアンケートへのQRコードを入れて投影しています。また、チャット機能を活用してチャットでもアンケートURLを送付しています。

接続テストや運営、講義のリハーサルを行う

ウェビナー開催が近づいてきたら、数日前に接続テストやリハーサルを行っておきましょう。パネリストとしての操作方法や資料投影のための画面共有の方法、動画などを流す方法など、登壇者がウェビナーで行いたいことは実際のウェビナーと同じ環境でテストをして置かなければ、本番でスムーズに実行できない可能性があります。
登壇者は、本番と同じように資料を投影しながら、入念に練習しておきましょう。ウェビナーはオフラインのセミナーと比べて、参加者の反応を測りづらいため、実力を発揮できないというケースも多々あります。環境の確認と練習をしっかりと行っておきましょう。

開催後の参加者へのアプローチについて検討する

せっかくウェビナーで参加者との関係性を構築できても、ウェビナー参加後のアクションが決まっていなければせっかくの接点が無駄になってしまう可能性があります。ウェビナー参加者へ御礼の連絡を入れる、次のイベントに案内するなど、参加者へのウェビナー後のアプローチは、ウェビナー開始前に計画しておくと良いでしょう。開催するウェビナーの次のステップにあたるウェビナーを企画してご案内するなども良いですね。ウェビナーをリードナーチャリングのコンテンツとして活用していきましょう。
キャプチャ付きの手順書はこちら:Zoomミーティングでホストになる際の手順

開催当日の進行・参加者管理をする

いざ当日を迎えたら、開催前の最終チェックを行いましょう。事前のリハーサルで行ったパネリスト側の操作方法や録画を開始するタイミング、役割分担の確認などを今一度確認しましょう。
弊社で開催したウェビナーで起きたトラブルをご紹介します。
【事象】司会担当のマンションの隣の部屋が工事を行っていて、騒音が入ってきた
【対策】隣の工事業者に、◯時◯分から◯時◯分までの10分間だけ、工事をストップしてもらうようお願いした
このような場合は、他に司会を担当できる人がいる、登壇者に司会ごとお願いするなども解決策のひとつです。
ウェビナーアカウント所有者が体調不良で業務につけない、登壇者のネットワーク環境が悪いなど、ウェビナー当日まで何が起こるかわかりませんから、柔軟に対応できるよう様々なトラブルを想定しておきましょう。
ウェビナーを開始したら、参加者の参加状況をモニタリングしましょう。申し込みに対する参加率、ログイン・ログアウトが多い時間帯、滞在時間、アンケート回答状況などを分析することで次のセミナー施策につなげます。

セミナーの振り返りを実施し次回セミナーに役立てる

「セミナーに大勢の人が参加してくれて良かった!」と参加人数だけを見て満足するのはもったいないです。せっかくのお客様の声を聞く機会ですから、アンケートを実施して、セミナーの満足度や商品・サービスに対する興味・関心、質問など、お客様に聞いてみたい項目をアンケートに盛り込みましょう。それを元に次回セミナーの計画を立てたり、セミナーの運営方法を見直すなど改善を繰り返していくことで、より洗練されたセミナーにしていきましょう。

ウェビナーで司会をする際の注意点と台本


登壇者1人でもウェビナーの開催はできますが、サポートや進行のためにも司会がいると安心ですよね。視聴者の目線でも、司会がいたほうがセミナーに集中することができます。
そこで司会をする際の注意点や、何を準備するべかを例も交えてご紹介します。

ウェビナーの司会をする際に準備するべきこと

ウェビナーの司会をする際は、スムーズにセミナーを進行するためにもぶっつけ本番ではなく予め準備しておくべきことが3点あります。

  • ・質疑応答などで使用するツールの確認
  • ・ウェビナー開始前に投影しておくスライド
  • ・司会進行の台本
  • 質疑応答はあるか?あるのであれば、使用するツールは何か?など、全体の進行に必要な情報や対応を確認しておきましょう。
    その内容は進行台本にも反映し、冒頭で視聴者に説明するべきであれば案内を入れるとスムーズです。

    また、ウェビナー開始前に表示するスライドは簡単でいいので準備しておくことをおすすめします。
    準備中の登壇者の顔などが映っていると気が散ってしまいますし、開始時間前とはいえ逆に何も表示されていないと視聴者も不安になってしまいます。併せて、BGMを流しておくことで「音声が聞こえているか」も予め確認しておくとスムーズです。

    ウェビナーの司会をする際に気をつけるポイント

    実際に司会をする際は、「時間(タイムマネジメント)」と「登壇者への反応」に気をつけましょう。

    例えば質疑応答が多いにもかかわらず、1問に対する回答が長いときは「あと○つの質問をいただいておりますので、ここからは少し簡単にお願いします」ないしは「回答できなかった方には、追ってお電話いたします」など司会者でハンドリングするのがおすすめです。
    また、登壇者が話しているときはビデオもオフ、音声もオフにして問題ないですが「○○の画面映ってますか?」「動画の音声聞こえてますか?」など登壇者から質問されることもあります。
    この際に無言状態が続くと、登壇者だけでなく視聴者も不安になってしまうのですぐに対応できる状態で待機しておきましょう。

    ウェビナーの司会における進行台本サンプル・アイデア

    ウェビナーで司会をする際に押さえておくべきポイントを含めた進行台本サンプルをご紹介します。

  • 1.冒頭の挨拶
  •  「お時間になりましたので、本日のセミナーを始めさせていただきます」

  • 2.会社説明
  •  必要に応じて簡単に説明します

  • 3.質疑応答について案内
  •  「質問はZoomのQ&Aよりお願いします」

  • 4.セミナー資料について案内
  •  「アンケートに回答いただいた方にお送りします」

  • 5.登壇者紹介
  •  「早速ですがセミナーに移らせていただきます。本日の登壇者は○○です。」

    ~~講演~~

  • 6.登壇者から引取
  •  「○○さん、ありがとうございました!」

  • 7.質疑応答
  •  「それでは、いただいた質問にお答えする時間をとりたいと思います。」

    ~~質疑応答~~

  • 8.結び
  •  「それでは、これをもちまして本ウェビナーを終了とさせていただきます。」

  • 9.アンケート案内
  •  アンケートがあれば案内をします。「アンケートへのご回答をいただけた方から、自由解散とさせていただきます。」等

    セミナー企画に活用できるフォーマット付き「ウェビナー開催方法がわかる」お役立ち資料をご用意しました。Teachme Bizで作成したウェビナー運営マニュアルもご活用いただけますので、是非ダウンロードしてご利用ください。

    ウェビナーの成功事例


    Teachme Bizを運営する私たちスタディストでは、月に数十本のウェビナーを開催しています。ウェビナーをきっかけにTeachme Bizに興味を持っていただき、Teachme Bizの体験会にご参加いただくケースや、商談に発展するケースは少なくありません。
    ウェビナーをきっかけに、新規のお客様にサービスや商品に興味をもっていただくのはもちろん、既存のお客様やしばらく接点のなかったお客様と接点を持てる、ウェビナーを通じて関係性が深まるという点も、ウェビナーを開催するメリットです。
    私たちが実際に体験した、ウェビナーを活用した成功事例をご紹介します。

    【事例】遠方のお客様からのウェビナー申込を大幅増

    これまでオフラインで開催していたセミナーを2020年2月からウェビナーに切り替えました。それまでは本社のある首都圏と、支店のある大阪、名古屋の近隣のエリアの方しかセミナーに参加できませんでしたが、ウェビナーに切り替えたことで、全国各地からお申し込みをいただいています。また自社のセミナールームで実施する際は定員が30名程度でしたが、ウェビナーになったことで最大500名のお客様にご参加いただけるようになったことで、より多くのお客様に情報提供できるようになりました。

    【事例】ウェビナーへの切り替えにより営業効率化を実現

    新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2月の中旬にテレワークにシフトした当社の営業部では、ウェビナーを活用しながら通常営業を続けています。移動の時間が必要なくなったことでお客様のフォローにかける時間や、対応できる顧客数が増えたことで、営業品質を向上しながら売上目標を達成することができました。

    【事例】ウェビナーで遠距離でもパネルディスカッションを実施

    先日開催した小売業向けの経営セミナーにおいては、大阪府を中心にチェーン展開を行っているドラッグストアアカカベ様をゲストにお招きし、小売業の現状や取り組みについてお話を伺いました。オフラインセミナーと比較しても、タイムラグを感じること無くパネルディスカッションを行い、参加者満足度の高いイベントとなりました。

    【事例】オフラインのイベントと比較して工数とコストの大幅削減に成功

    スタディストでは、オフィスにお客様をお招きして最大30名程度のセミナーを定期的に運営してきました。その際の準備には最低でも5名が対応し、会場準備やリスト作成、テーブルセッティング、飲み物の配布など事前準備も含めると多くの時間を費やしていました。ウェビナーに切り替えたことで最大500名のセミナーを2名で運営構築しています。オフラインセミナーで500名規模を集客すると、会場費もそれなりにかかりますので、オフラインのイベントやセミナーと比較すると有償のウェビナーツール費用を含めても大幅なコスト削減が実現しました。

    その他にも、海外に拠点のある企業に向けたウェビナー配信や、ウェビナーでの新入社員研修の実施など、イベントの種類や規模を問わず、当社では様々なシーンでウェビナーを活用しています。

    ウェビナー運営に役立つマニュアル大公開

    ウェビナー運営に欠かせないのは円滑に運営するためのマニュアルと、参加者がウェビナーに参加するためのマニュアルです。ビジュアルSOPマネジメントプラットフォーム「Teachme Biz」で作成したウェビナー運営に役立つマニュアルをご紹介します。

    ▼Google Meet
    音声通話やGoogle Meetの問題を解決する方法
    Google Meetの会議の録画方法

    ▼Teams
    Teamsのチームの作成方法
    Teamsのビデオ会議で背景を設定する方法

    ▼Zoom
    Windows用 Zoom会議の録画方法
    Zoomの専用アプリをインストールすることなく、Web会議に参加する方法

    その他オンライン会議ツールに関する手順はこちらからご覧ください。
    オンライン会議ツールの手順書一覧

    おすすめのウェビナー紹介

    私たちスタディストは、コスト削減や新人教育、人材の即戦力化など様々なテーマでセミナー開催を行っています。また、他の企業と共催し、人材育成や社員エンゲージメントの向上、テレワーク導入などをテーマにしたセミナーも開催しています。