言葉という壁を越えるTeachme Bizは、信頼のおけるビジネスパートナー

  • 運輸業・郵便業
  • #1,000名以上
  • #マニュアル作成・更新の効率化
  • #業務浸透の徹底
  • #業務品質向上
  • #人材育成・研修
導入目的 わかりやすいマニュアルを簡単に作成したい
課題 マニュアル作成の基準がなかった、マニュアルが未整備の業務があった
効果 マニュアル作成時間短縮による生産性向上、安全面への意識の向上

手軽だから、手が回らなかった単発の作業もマニュアル化

―――Teachme Biz導入の背景を教えてください。

安田倉庫では1919年の創業以来、首都圏・関西圏を中心に拠点を展開し、お客様の物流の効率化をサポートして参りました。柔軟な発想力と創造力で、お客様のニーズに応じたスピーディーで高品質な総合物流サービスをご提供しています。

物流業界では、お客様ごとに異なるリクエストがあり、方法も様々。本社で作成したマニュアル1つで、それぞれに最適なサービスを提供するのは不可能に近く、営業所ごとに必要となるマニュアルを作らざるを得ません。更に、当社の場合、作成方法を統一していなかったため、部署や個人によって差が生じていました。

稀に発生する作業に至ってはマニュアル化もされず、個人の記憶に頼りがちという状態でした。単発の作業者に対する説明が十分でなく、品質・効率に不安を感じることもありました。文字だけのマニュアルや口頭説明では、伝わりにくいものです。誰でも簡単に、わかりやすいマニュアルを作成できるツールを探すなかで巡り合ったのが、Teachme Bizでした。

安田倉庫株式会社 柏営業所 所長 山口 博士 様

Teachme Bizなら、“遊び”感覚でマニュアル作成

―――導入の効果はいかがでしたか?

動画をベースにしたマニュアルを見せながら説明できるため、非常にわかりやすくなりました。また、業務の複線化の推進にも大きく寄与しており、時間外労働の削減にも貢献しています。
従来、長時間を要していたマニュアル作成も、1点あたり約30分まで短縮。現代では身近な存在であるタブレットを使用して、“遊び”感覚で作成できることも大きなメリットです。そういった意味で、Teachme Bizは日本のマニュアル文化を変えると言っても過言ではないと思います。

現在、マニュアルの数は70。物を取り出す、ラベルを貼る、検品する等、手順一つひとつを静止画・動画に収めています。そのほかにも、フォークリフトなど、荷役機器の操作手順や作業手順、確認ポイント、注意点もマニュアル化。新人職員のみならず、ベテラン社員も定期的にその動画を視聴する機会を設けることで、安全面への意識が高まり、人身・物損事故を防ぐ効果も期待できます。

実際に作成されたマニュアル。動画を混じえて作業手順が伝わりやすくなっている

若いスタッフにやりがいを与えながら、成長につなげる

―――どのようにTeachme Bizを社内に浸透させたのでしょうか?

2016年10月に「Teachme Biz推進委員会」を発足し、社内への浸透役として活動しています。委員会の主たる目的は2つ。ひとつは、導入効果の検証と活用方法の模索でした。どうすればわかりやすく、使いやすいマニュアルが作れるのか、徹底的に議論。単純作業は動画のみ、複雑作業は静止画で要点を説明し、動画で動作確認を行うなど、特性によって、静止画・動画・両者の併用の3パターンを使い分けるのが望ましいという結論に至りました。また、マニュアルを周知するため、ある程度まで作成が進んだ段階で、試写会も実施しています。

「Teachme Biz推進委員会」による、マニュアルの試写会の様子

もうひとつの目的は、この活動を通じて、若手職員の育成を図ることでした。当委員会は、各チームで一番若手の職員で構成されています。普段は先輩・上司から指示される立場である彼らが、この活動においては、チームリーダーとして、委員会で挙がった課題に対する意見をチームの中心となって取りまとめ、リーダーミーティングの場で発表してもらうようにしたのです。その結果、若手職員の積極性や責任感、意欲、やりがいが向上しただけでなく、業務改善への意識も芽生え、職場全体が明るくなったように感じます。

企業成長のそばに、Teachme Bizあり

―――今後の活用計画を教えてください。

ますます少子化が加速し、雇用確保が困難な時代に突入します。そのなかで企業が存続するためには、更なる機械化が必要となるでしょう。また、機械化移行が不可能な部分については、外国人労働者に頼ることにもなろうかと思います。しかし、Teachme Bizは言語の壁を越えてコミュニケーションの中間役を担ってくれるわけです。当社においてTeachme Bizは日々浸透しておりますが、業務マニュアルとしての活用はもちろん、若手職員の育成や、職場内コミュニケーション向上にむけた手段としても、いま以上に有効活用していきたいと考えております。

会社名 安田倉庫株式会社
URL http://www.yasuda-soko.co.jp/
所在地 東京都港区海岸三丁目3番8号
事業内容 倉庫業、運送取扱業、港湾運送業など

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