全店舗で業務を標準化できる電子マニュアルを
北海道札幌市で生まれた「とんでん」は、「和食レストランとんでん」と「しゃぶしゃぶと鮨とんでん」として、関東と北海道で計108店舗を展開しています。「私達は、より多くの人に、食を通じて豊かさと楽しさの実現を目指します。」という経営理念の下、お客様にご愛顧いただきながら、これまで順調に成長を続けてきました。
―――Teachme Bizを導入した背景を教えてください。
当時100以上ある店舗の中でオペレーションにバラツキがあるというところが、経営課題としてありました。その解決のため標準となるマニュアルを作ろうとすると、紙のマニュアルでは差替や修正、リアルタイムで全店に配信することも難しい。そこで、動画や静止画を用いた電子マニュアルのサービスを探していました。
ちょうどその時期、取引先の金融機関や企業、新聞といった複数の媒体でTeachme Bizの話を耳にする機会が重なり、体験会に応募しました。
説得材料は説明書要らずの操作性
―――導入の決め手は?
直感的な操作性が最大のポイントでした。年齢に関係なく、できれば説明書を読まなくても使えるようなものを求めていたので、そういった意味でもTeachme Bizは最適でした。
経営層にも実際にタブレット端末で使いやすさを体験してもらうことで、その価値を感じてもらい、最終的に導入の運びとなりました。
既存データからのマニュアル作成も可能
―――どのようにマニュアル作成を進めていきましたか?
レストラン事業を営む当社では、メニューのマニュアルが最も使用頻度が高く、あとは各店舗からの問い合わせが多いものを順次作成しています。
当初、Teachme Bizの導入は数店舗から始め、様子を見ながら順次拡大し、最終的に全店に展開する計画を組んでいました。そして多少前倒しもありましたがほぼ計画通り全店導入が急遽決定。PDFやWordで作られたものなら、既存マニュアルを取り込むことができるので、約1ヶ月で全メニューを電子化することができました。
従業員の教育時間も1/3に短縮
―――導入効果はいかがでしたか?
導入前は、従業員からマニュアルがどこにあるのかという問い合わせがよくありましたが、導入後は検索機能やキーワード登録のおかげでそういった問い合わせはなくなりました。
また、業務を引き継ぐ時に3回程度の教育が必要だったのですが、Teachme Bizを使って、教わりながらマニュアルを作れることで、1回で引継ぎを終えることができるようになりました。
50年100年先も、食を通じた豊かさをお客様へ
―――今後の活用計画を教えてください。
HACCP対応をはじめとする様々な会社として求められる対応に対してのマニュアルや確認事項をタスク配信機能することによって、店舗のスピーディな対応と本部の実施確認が実現できると考えています。
Teachme Bizには「とんでんが未来を思い描くために欠かせないツール」と、期待を寄せられています。店舗ではかなり定着してきましたが、会社全体に展開していくことで、この先50年100年、お客様に食を通じた豊かさと楽しさを提供し続けたいと考えています。