―――貴館のコンセプトをお聞かせください。
くつろぎと癒しをテーマにした、宿泊重視型の「スマートホテル」。これがフォルツァのコンセプトです。博多駅筑紫口より徒歩1分という好立地にあるフォルツァ博多では、お客様にゆっくりお寛ぎいただけるよう、客室のデザイン性・機能性にもこだわっております。全170室にiPadを設置し、ホテルスタッフが選んだおすすめ飲食店情報など、オリジナルのアプリをご利用いただくことも可能です。
導入までは1ヶ月。「欲しい」と思った時にすぐ、手軽にスタート!
―――Teachme Biz導入の背景を教えてください。
弊社では、博多のほか長崎・大分にも、ホテルを構えています。それぞれ手間をかけて作成したマニュアルがあるのですが、ホテルごとに三者三様。今後の展開を考えると、業務の共通化が検討すべき課題となっていました。そのマニュアルにしても文字が主体な上に、ホテル用語は難解なものが多く、マンツーマンで繰り返し指導する必要があります。トレーナーに依るところのほか、勤務するシフト時間帯のバランスにもより、トレーニングに差異が発生。トレーニーにとって不安材料となっていました。
このように業務の可視化にさまざまな課題を抱えるなか、オリジナルアプリの開発でお世話になった企業様からご紹介を受けたのがTeachme Bizでした。手軽にスタートすることができるため、プレゼンテーションを受けてから1ヶ月という早さで導入に達しました。

ホテルフォルツァ博多駅博多口 支配人 田上 武利 様
―――実際にどのようにマニュアルを作っていますか?
堅苦しいイメージのあるマニュアルですが、Teachme Bizなら見るのも・作るのも簡単。トレーニーである新入社員の立場に最も近い、入社2年目の社員が作成を担当しています。「デジタルネイティブ」と呼ばれる世代でもあり、抵抗なく慣れ親しんでくれているようです。画像をベースにしたマニュアルで非常にキャッチー。好奇心から見進めていけるツールなので、マニュアルとは思っていないようなところがあるのではないでしょうか(笑)。
コーヒーマシーンの使い方や宅急便の受付方法など、マニュアルの数は200点ほど。予約数や売上といったホテルにとって重要な数値入力についてもマニュアル化することで、パート・アルバイトでも管理が可能です。しかし、もちろん入力することがゴールではありません。単なる作業に終始しないように、ゴールとなるマインドまで共有したいと考えています。
教育期間も半分に短縮!
Teachme Bizのカバーできない業務に、時間を割く
―――導入の効果はいかがでしたか?
Teachme Bizを導入してからというもの、マニュアル運用もストレスフリー。トレーニーひとりで作業を進められ、トレーナーは要点をおさえれば、マニュアル習得の進捗を把握することもできます。教育期間は半年から3ヶ月に短縮されました。マニュアル確認・作業・トレーニーのチェックという、人材育成の流れもできました。
また、最少人数でオペレーションを行いながらサービスレベルを維持できることが、ホテルフォルツァの強みでもあります。そのため、パート・アルバイトに時間帯責任者として権限委譲していますが、決して容易いことではありません。そのレベルに到達するまでには、相応のトレーニングと期間が不可欠です。
Teachme Bizで簡略化・単純化できる業務は効率的に行うことで、価格調整の仕方など、経験や感覚に依存する業務習得に時間を使えるようになりました。そうすることで、サービス水準の向上にもつながり、高稼働・高単価をキープできると考えています。
新しいホテルでも、フォルツァ博多のおもてなしを
―――今後の活用計画を教えてください。
2016年12月、フォルツァ博多は皆様に支えられて、めでたく開業から4年目を迎えることができました。試行錯誤し、蓄積してきたノウハウは、この1年間でTeachme Bizに集約され、マニュアルという財産へ形を変えました。このマニュアルをそれぞれの設備にあわせて微調整すれば、展開する各ホテルにとっても強い武器となることでしょう。
次に展開するホテルフォルツァでは、生まれた瞬間からフォルツァ博多と変わらないサービス提供が実現できるわけです。ハード・ソフト両面からフォルツァ・ブランドにふさわしいという評価をいただけるおもてなしをお約束いたします。
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https://biz.teachme.jp/casestudy/fjhotels/ (事例動画あり)