「ハイボール専門バー」1号店をバンコクにオープン
Mr. Suzuki : 弊社は、アジアでハイボール専門バーを展開するために立ち上げた会社であり、その記念すべき1号店「The Japanese Highball Bar 1923 Krung Thep」をタイ・バンコクにオープンしました。名前の通りお店ではハイボールをメインに据え、料理もハイボールと一緒に楽しめるものをテーマにご提供しています。
「本物の美味しさ」を浸透させるためにTeachme Bizを選択
Mr. Suzuki : 海外でハイボールを普及するに当たって、最も重要だと考えていたのが品質の安定化です。誰が作っても1杯1杯の味を均一に、高いレベルで提供できるか。これまでも海外に商品を輸出し、現地のお店でそれぞれハイボールを提供していましたが、我々が思う「本当に美味しいハイボール」は体現できていないと感じていました。商品やレシピがあっても、見たことも聞いたこともない、美味しいハイボールとは実際にどんなものなのか。また飲食店では人の入れ替わりも激しいため、一度教えても、継続して安定した品質を提供し続けることが極めて難しいと感じていました。本物を知ってもらうためにも、自分たちの店を出すのが一番早いなと出店を決め、いかにその品質を安定化・標準化できるかを考えていた時に出会ったのがTeachme Bizでした。
言葉を補う視覚的なコミュニケーションと利便性
Mr. Suzuki : 私自身、タイでビジネスを行うのが初めてなのですが、過去の経験により言葉だけで物事を正確に伝えるのは難しいと感じており、視覚的に情報を伝えることができるTeachme Bizは非常に魅力的だと感じました。
画像と動画どちらもマニュアルに入れ込めるため、言葉では説明しきれない部分を視覚的に補ってくれますし、特にハイボールの作り方など細かな工程を理解してもらうために動画を多く活用しています。当店では英語を基本としながら、日本語・タイ語の3言語が使われているのですが、どの言語でも翻訳した際に微妙なニュアンスを伝えきれない場合があります。そういった言葉の微妙なニュアンスをTeachme Bizではダイレクトに伝えられますし、すべてのスタッフに正しい作り方を理解してもらい、ハイボールの品質を担保するためにTeachme Bizは欠かせないツールになっています。
Mr.Nattachai : 私のミッションはお店のスタンダードを作ることです。前職では紙のマニュアルを作ったり、業務連絡は口頭または、ノートに書いて伝えていました。でも、ここではTeachme Bizで動画や画像をいれるだけでStep by Stepのマニュアルや業務連絡ができてしまうので、以前よりもとても便利です。前職のやり方のままだと、お店のスタンダードを作るミッションは果たせなかったでしょう。
Teachme Bizの導入目的は、(1)来客時の対応、注文の取り方から店内清掃まで、すべての部門の業務標準化、(2)日々の業務連絡、(3)各レシピのデジタル化でしたが、Teachme Bizはそのすべてのニーズをカバーしています。
Mr. Suzuki : また、簡単な操作に加えて、いつでもどこでもスマートフォン(以下スマホ)から作業ができ、じっくりとマニュアルを作成したい時はパソコンから操作できるなどインターフェースが複数あるという利便性の高さにも惹かれました。
Teachme Bizで従業員トレーニングを効率化
Mr. Suzuki : オープンに向けて特に重きを置いていたのは、従業員トレーニングです。お店を立ち上げる上でサービスの流れをスタッフに正しく理解させること、言語レベルの差に関わらず全員が同じ水準でサービスを提供できるまでに育成することが最初のポイントだと思っていましたし、できる限りシンプルに、簡単に伝えるということを肝に命じていました。それをサポートしてくれたのがTeachme Bizです。
新しく入ったスタッフは、まずTeachme Bizのトレーニングコースにアサインして会社紹介や店のコンセプト、メニュー、レシピなどを勉強してもらうことで、全員が同じ知識レベルになるようにしています。その後、現場のトレーニングに入りますが、分からないことがあったら誰かに質問をする前にTeachme Bizのマニュアルを確認するようと伝えています。ひと言で教えられる内容もありますが、複雑な作業を教える場合は教える側も時間を奪われてしまいますし、飲食店ではそういった時間が貴重です。Teachme Biz のマニュアルがあれば各々が確認したいタイミングで確認できるので、店にとって非常に意味があると感じています。
Mr.Nattachai : 例えば、ある手順が分からない従業員が10人いて、もし自分たちで確認ができるものがなければ、彼らは一人ひとり私に聞いてくるでしょう。そうするとわたしは10回同じことを教えなければなりません。でもTeachme Bizのおかげで、そのようなことが全くありませんでした。
Mr. Suzuki : 日本とは異なり、準備期間からオープン後の現在までにスタッフの入れ替わりがすでに複数回発生しましたが、すべての業務内容をTeachme Bizのマニュアルに落とし込んでいたので慌てることなく次のスタッフに移行できました。
細かなグループ設定でセキュリティ面の不安も解消
Mr. Suzuki : 当店では、スタッフがTeachme Bizを使用する際は個人のスマホを利用しています。マニュアルの中には店の大事なレシピもあるため、導入前はセキュリティ面で少々心配な点もありましたが、Teachme Bizではスタッフ全員が閲覧できるものとマネージャーのみが閲覧できるものに権限を細かく分けられるという話を聞き、安心して共有することができました。また、簡単にアカウント削除できることで、退職者が出た時の情報流出の心配もしなくて済む点も安心できるポイントでした。
スタッフの間でもTeachme Bizが浸透し、当初は私が作ったマニュアルを真似て作っていたものを、今は自分たちで考えて作れるようになってきました。Teachme Bizのカスタマーサポートでは、日本語とタイ語、英語の3言語で対応いただけるので、ローカルスタッフが分からない点はタイ語で直接問い合わせできるなどスピード感あるやり取りも魅力だと感じます。
Mr.Nattachai : 日本のハイボールの文化を広げていくために、Teachme Bizは我々にとって「教科書」になります。店舗を増やしていく中で、誰がやっても、同じ基準でサービスを提供できる「Everyone Everywhere」を体現するソリューションです。