チェーン #2 : 110店舗超の魁力屋様での新設部署の工夫 / Conference 案内13
Human Productivity Conference 2022の企画・運営をしているTeachme Biz PMMの木本です。
突然ですが、まずはラーメンの画像から失礼いたします。
京都発祥のこちらのラーメン、今や全国110箇所以上で食べることができます。この10年でチェーン展開が進み、店舗数が約3倍になったからこそ全国さまざまな場所で美味しい背脂ラーメンを楽しむことができるようになりました。
では、飲食店がチェーン店舗を増やしていくと、どのような苦労や工夫が必要なのでしょうか。チェーントラックの2セッション目は、飲食チェーンの魁力屋さんにお話しいただきます。
目次
インタビュー動画からの出会い
魁力屋さんとの(一方的な)出会いは、インタビューの録画データでした。
弊社が完全リモートワークになってから、お客様に事例インタビューをするとき、インタビュー時の録画データが残るようになっています。
私は、新しい事例の噂を聞きつけると、いつも社内でインタビュー録画の在り処を探り、生インタビューの録画を何度も見て楽しむという(少し気持ち悪い)趣味があります。時には勝手に文字起こしまで行い、お客様のお話や活用状況を社内に共有することもしばしば。
そんなお客様インタビュー録画の発掘を進める中で、非常に勉強になったやり取りの1つが魁力屋さんへのインタビューでした。
同社では、店舗拡大による課題を解決するため、新設部署を立ち上げ、タブレットやデジタル化に取り組んでいる真っ只中だそうです。
そんな当事者のお話は、飲食店に限らず多くのチェーン企業の参考になると思い、インタビュー録画を見つけた年末にすぐ企画書を書き、登壇をお願いしました。
今回登壇いただく濵口様は、実店舗での勤務から、店長、エリアマネージャーを経験されたのち、100店舗を超える人事に取り組むために2年前に新設された部署の部長として、店舗の教育・標準化に取り組まれています。
全国100店舗の教育環境を整備するだけでも簡単ではありません。さらに多くの飲食業では、感染症対策に加えてHACCPの義務化など、追加で全国の店舗の品質・サービス・オペレーションを強化しなければならない、非常にチャレンジングな時期でもありました。
そんな状況の中で新店オープンも進めるとき、当事者の濵口様はどう考え、何からどういうことを進めていったのか、いろんな質問をぶつけてきました。
これから多くの店舗・拠点への標準化、教育、そしてデジタル化に取り組む方には多くのヒントが得られるはずです。
セッション概要
飲食現場の人材育成デジタル化の工夫と実情-新設部署が取り組む、110を超える店舗の標準化とデジタル化-
飲食チェーンでは、店舗が増えれば増えるほど、人事・教育の課題は大きくなります。創業時のこだわりを全国各地で実現するためには、創業時とは全く違う仕組みを整えなければなりません。
本セッションでは、2年前に教育に関わる部署を新設し、全国110以上の店舗の教育・衛生・採用の改善に取り組む株式会社 魁力屋様をお招きし、創業時のオペレーションや教育をどう変革し、浸透させているかをお話しいただきます。
同社では、多店舗化を加速させながら、各店舗での教育スピードを上げるべく昨年にタブレットとTeachme Bizを導入。各店長・スタッフの協力を得ながら、全国で標準化・デジタル化を進めるための工夫や考えを伺います。
最後は、ディスカウントストアのビッグ・エー様のセッション
最後の記事では、小売チェーンであるディスカウントストア、ビッグ・エーの三浦社長の講演をご紹介します。