製造 / 物流 #1 : 大和物流様のデジタル化第一歩 / Conference 案内4
Human Productivity Conference 2022の企画・運営をしているTeachme Biz PMMの木本です。
今回の紹介記事では、お客様のセッション1本目を紹介します。
大和物流様に登壇をお願いするきっかけは、同社のお知らせページでDX施策の1つとしてTeachme Bizについて触れられているのを見つけたことでした。
持続可能な物流サービスの構築に向け、物流現場のDX基盤を整備します|
大和物流株式会社、より
目次
踏み出したタイミングの当事者にこそ聞きたい
さっそく同社の導入支援をしている弊社のコンサルティング部、カスタマーサクセス部のメンバーにヒアリングに動きました。結果、「導入数ヶ月の段階ですが、活用度が高く、マニュアル作成も他にないレベルで好調に進んでいる」とのことだったので、お声がけさせていただきました。
実は今回のカンファレンスのご登壇者の中には、「まだまだ満足していないので...」と躊躇われる方が複数いらっしゃいます。
本セッションの打診をさせていただいた時も、「デジタル化に踏み出したばかりの立場でも良いのでしょうか?」とご心配のお声もいただいたのですが、「だからこそお願いしたい」とお伝えし、登壇に快諾いただきました。
事前にデジタル化の意図や背景を伺ったとき、自社の状況を踏まえつつ、デジタル施策の目的を定め、体制も作った上で、着実に取り組みを進められていること。試行錯誤もありつつも、施策の先に目指している事業や組織のビジョンもお持ちであることから、「まさにこのタイミングの当事者の話こそ、多くの方に聞いていただきたい」と感じました。
「アナログとかデジタルとか関係なく」
私が好きな場面として、セッション後半の「アナログとかデジタルとか関係なく...」と話されているシーンがあります。
各地のヒトによって成り立っている事業だからこそ、単にデジタルを目的にすることなく、ヒトを見て改善に取り組まれている姿勢を感じました。
アナログな業務の課題とヒトの重要さに同時に向き合い、社会的なトレンド、過去の取り組みからの学びなど、様々なものとバランスを取りながら、まさにいまデジタル化に歩み始めている当事者のお考え・姿勢は、これからDXやデジタル化に取り組む人の参考になるはずです。
また、このセッションでは、同社を担当し、立ち上げ時からご一緒している2名に進行・聞き手を任せています。
正直、慣れない場で前半はかなり硬い表情で進行していますが(汗)、セッションを進めるにつれて少しずつ場の緊張が取れてくる様子も見どころの一つかもしれません(笑)。
セッション概要
顧客満足向上に向け、デジタルへの第一歩-アナログからデジタルへの変革-
大和物流の成長の鍵として、3PLの推進という大きな課題があります。顧客との長いつきあいのためには、サービス、品質、安全レベル向上は重要な課題です。現状56ある事業所毎にノウハウをアナログで残し続けると、サービス、品質、安全レベルの差が生まれ、3PL推進の阻害要因につながります。
一方で世間では、働く若年層の不足、高齢化に向けた対策も今後の大きな課題とされます。それらの対応の第一歩として、正確かつスピーディーで、過不足のない情報伝達が重要です。
サービスレベル向上と標準化を図るデジタル基盤を構築し、その1ツールとして今年から活用/定着に奮闘しているTeachmeBizとDXの関わりをお話します。
次は製造業のMipox様をご紹介
次の記事では、製造業のMipox様の社長対談セッションを紹介します。