シーティーシー・エスピー株式会社『数年後には「ビジュアルSOP」という言葉が世間に浸透している時代を作りたい。』

シーティーシー・エスピー株式会社

ソリューション推進第2部
商品企画推進課 課長
井上 悦義 様

聞き手:株式会社スタディスト

取締役COO 庄司 啓太郎

TOPICS

  • 「戦略的ソリューションをベースに、より高い付加価値を」
  • 他のサービスと比べ驚くほどセールススパンが短い
  • 業務効率化に向け多くのメリットを示すことができるツール

「戦略的ソリューションをベースに、より高い付加価値を」

まず御社の事業内容についてお聞かせください。

弊社は1990年に伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)株式会社のグループ会社として設立されました。それ以降、システムインテグレーターとしてネットワーク、サーバー、ストレージ、バックアップ製品などを取り扱っています。 現在、特に力を入れているのは、エンドポイント、ワークスタイル変革、映像コンテンツソリューションの3つの分野です。中でもワークスタイル変革は、RPA(Robotic Process Automation)の導入を中心に積極的に取り組んでいます。

企業理念やこだわりについても教えていただけますか?

軸となるのは、「戦略的ソリューションをベースに、より高い付加価値を」という考えです。単にサービスやソリューションを売るだけではなく、そのサービスに弊社ならではの付加価値をつけることが大切だと考えています。

Teachme Bizを知ったきっかけは何でしたか? また、その時にどんな印象をお持ちになられたでしょうか。

親会社であるCTCが2年前からTeachme Bizを導入していたことがきっかけです。その後、弊社で扱っているRPAとセットで販売できないかという打診があり、Teachme Bizのデモを受けました。デモは非常にわかりやすく、「これは“使える”かも」とすぐに思いましたね。

他のサービスと比べ驚くほどセールススパンが短い

パートナーとして提携する上で決め手となったのはどんなところでしょうか?

弊社の既存ビジネスと親和性が高く、クロスセルとなり得ると考えたからです。 弊社で現在扱っているRPAツール「WinActor(ウィンアクター)」(Windows PCの繰り返し業務をロボットで自動化するツール)においてはハンズオントレーニングなども行なっていますが、実際の業務に定着するまでが難しく、トレーニングしてもしばらくすると扱い方を忘れてしまうなどの課題がありました。WinActorを実際の業務で使いこなしてもらうためにも、手元で見られる資料が必要だったわけです。そこで、WinActorの標準手順作業書としてTeachme Bizが活用できるのではないかと考えました。 また、単に手順書を作成するというだけでなく、誰でもいつでもアクセスでき、「誰が」「何を」「どれだけ」見ているか、その履修を管理できるところも魅力でした。

お客様に紹介・導入した際の反応はいかがですか?

デモがわかりやすいということもあって反応は非常に良好ですし、営業的な側面から言えば、他製品に比べて驚くほどセールススパンが短い場合があります。訪問2回、実質2時間ほどの商談でお客様が決断されることもありました。これも、商品の持つ力があってのことだろうと思います。

業務効率化に向け多くのメリットを示すことができるツール

パートナーとしてTeachme Bizと組むことで、どんな未来を期待していらっしゃるでしょうか。

世の中に認知されれば一気に広まる可能性を、Teachme Bizは持っていると感じています。これからの日本は、労働人口が減ることで外国人労働者がますます増加し、標準作業手順書の重要性もさらに増していくでしょう。そうした人たちの教育、育成にも大きな効果を発揮すると思います。 導入を考えているお客様に対しても、単純に「手順書作成に費やす時間が減る」というだけでなく、「業務効率が上がる」「離職率が下がる」「採用コストが減少する」「問い合わせにかかる手間が減る」「残業が減る」「品質が向上しお客様の満足度が上がる」など、多くのメリットを示すことができる。これもまたTeachme Bizならではの魅力だと思います。

手順書作成は誰にとってもサブタスクですからね。それをいかに簡単で便利にするか。その点をサポートすることで、働き方を変える一役を担えればと考えています。

そうした魅力を伝えるためにも、Teachme Bizを「手順書作成ツール」という言葉だけで伝えたくはないんです。「SOP(Standard Operating Procedure:標準作業手順書)」だけでも足りない。より良いワードはないかと考えているところですが、まずは数年後に「ビジュアルSOP」という言葉が一般に浸透しているような時代を作ることを目指したい。世の中の働き方を変えるための新しいやり方や仕掛けを、御社と一緒に作っていきたいと思います。

はい。ぜひこれからもパートナーとしてお力添えをいただきたいと思います。本日はお時間ありがとうございました。