藤田観光、多言語/動画マニュアルで人材育成の質を向上

プレスリリース 2024.03.05

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藤田観光、多言語/動画マニュアルで人材育成の質を向上
〜2024年4月の新入社員向けに新たな育成計画を展開、即戦力化を目指す〜

マニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」を提供する株式会社スタディスト(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:鈴木悟史、以下「スタディスト」)は「ワシントンホテル」「ホテル椿山荘東京」などを運営する藤田観光株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役兼社長執行役員:伊勢宜弘、以下「藤田観光」)が「ワシントンホテル」および「ホテルグレイスリー」の2ブランドから成る「WHGホテルズ」20ホテルから「Teachme Biz」を導入することを発表します。2024年4月の新入社員約70名を対象に活用を始め、2024年中には同社の既存社員や別事業の従業員に対しても展開していく予定です。

WHGホテルズでの「Teachme Biz」活用イメージ

■導入の背景と目的
藤田観光は「企業の根幹は人である」という考えから、かねてより充実した人材教育制度を整備しています。一方で、外国人材の増加で多様化する従業員に対して高品質な育成を実施することや、研修にかかる時間に対して課題も発生していました。今回「Teachme Biz」を導入し、マニュアルを英語や中国語、韓国語の他、ベトナム語など20か国にわたる言語に対応させることで、多様な人材のさらなる活躍を可能にします。また、WHGホテルズにおいては新入社員の育成期間を3ヶ月から2ヶ月に短縮し、より早く現場で活躍できる人材となることも目指します。

■具体的な活用方法
藤田観光の主力ブランドであるWHGホテルズ20店舗から導入を開始し、新入社員向けに宿泊システムの操作方法や接客の動作など100項目にわたるマニュアルを順次作成、展開します。これまでは紙のマニュアルで育成を行っていたため、理解度にばらつきが発生したり、動作を繰り返し確認したりすることが難しい状況でしたが、「Teachme Biz」を用いて動画で伝えることで、接客時の動きやスピード感、声のトーンなどに至るまで正確な再現が可能になります。

■「Teachme Biz」導入の決め手

藤田観光では、以下のポイントから人材育成の基盤として「Teachme Biz」を採用しました。

・マニュアルの作りやすさ、見やすさ
「Teachme Biz」は、画像や動画をメインとしたステップ構造で、誰でも簡単に分かりやすいマニュアルを作成可能です。閲覧者にとっても見やすいフォーマットであることから、直感的に理解できると判断し選定しました。

・多言語対応
「Teachme Biz」は、作成したマニュアルを20ヵ国語へ自動翻訳することが可能です。藤田観光では現在ベトナムやネパールの人材が多く就業しており、育成における言語の壁を超えられることが評価されました。

■今後の展開
「箱根小涌園 天悠」をはじめとするリゾート事業や「ホテル椿山荘東京」などにも「Teachme Biz」の導入を進めており、藤田観光全体として新入社員教育の効率化および高品質化を目指します。また、2024年4月頃には既存従業員の育成にも活用を予定しており、全社において属人化の解消や人材の質の向上に取り組む予定です。