
ASEAN多拠点組織における属人化リスクを超える ─持続的成長を支える組織運営と業務標準化─
ASEAN地域に複数の拠点を展開する日本企業にとって、拠点ごとに人ややり方に依存する「属人化」は避けて通れない課題です。
たとえば経理や人事労務などの管理業務が特定の担当者に集中すると、その担当者の退職・異動・長期休暇などのタイミングで業務が滞り、決算や労務対応に重大な遅れが生じかねません。さらに、引き継ぎが不十分なまま現地流のやり方が積み重なると、国ごとに業務プロセスがバラバラになり、全体の統制やガバナンスが効きにくくなります。
こうした属人化の影響は、単なる日々の業務停滞にとどまらず、グループ全体の成長スピードや経営リスクにも直結します。本社からの一元的なマネジメントが難しくなることで、ASEAN市場での競争力を高めるうえで大きな足かせとなり得るのです。
本セミナーでは、海外20ヵ国超の拠点をマネジメントし、ASEANでの業務標準化を実践してきた東京コンサルティングファーム 高橋周平氏と、標準化を支えるマニュアル活用を支援してきたスタディストが、それぞれの知見をもとに「属人化を乗り越え、拠点をまたいで組織力を最大化するための具体策」を解説します。
このような方におすすめです
- ASEANにおける組織運営やガバナンスに課題を感じている経営層
- 属人化による業務停滞や引き継ぎリスクに悩む管理部門責任者
- 日本本社からASEAN拠点をマネジメントしている経営企画・管理部門の方
- クロスボーダーM&A後の標準化やガバナンス強化を検討しているご担当者
プログラム
- はじめに(3分)
- 東京コンサルティンググループパート(40分)
- スタディストパート(25分)
- 質疑応答(7分)
登壇者紹介

株式会社東京コンサルティングファーム
執行役員COO ASEAN統括部長
高橋 周平
東京コンサルティンググループ入社後、東京税理士法人に所属し、会計税務の実務、及び各国財務諸表をベースに財務分析によるアプローチのコンサルティングの知識を身に着け、2017年4月より、東京コンサルティングファームタイ法人へ着任。赴任当初、15人規模の拠点であったが、3年で約40名規模の拠点へ成長。2021年より現職の海外法人統括部長に就任。
現在、グループ全体世界20ヵ国超のマネジメントを中心に、海外法人の統括部長として活動を行っている。

Studist (Thailand) Co.,Ltd.Managing Director
豆田裕亮
早稲田大学大学院理工学研究科修了。株式会社インクスにて大手自動車メーカーの設計製造コンサルティングに従事し、その後、2007年に同社経営企画室。2009年には日本初のBtoCオンライン3Dプリントサービス事業を立ち上げ。2011年に株式会社スタディストに参画。同社執行役員CMOを経て、2018年1月より同社執行役員/グローバル事業部部長。2018年9月より現職。
開催要項
| 開催日時 | 2025年11月13日(木) 14:00〜15:30(タイ時間) 16:00〜17:30(日本時間) |
|---|---|
| 開催方法 | Zoom によるオンラインセミナー (視聴方法は別途メールにてご案内いたします。) |
| 募集人数 | 80名 |
| 参加費 | 無料 |
※複数人でのご参加の場合は、お手数ですが参加者の方それぞれでお申し込みをお願いします。
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