議事録アプリ・ツールのおすすめ11選! 選び方や導入メリットも解説
議事録を残しておくと、その後の作業がスムーズに運んだり関係者への情報共有が容易になったりといったメリットがあります。ただ、議事録を手作業で作成するとミスや余計な負担が発生しがちです。この記事では、議事録作成におすすめのアプリやツールをPC版とスマホ版に分けて紹介します。
目次
【PC版】おすすめの議事録アプリ・ツール6選
議事録を手作業ではなく、アプリ・ツールなどで作成するなら以下の6つがおすすめです。それぞれの特徴を把握したうえで選ぶようにしましょう。
GIJI
GIJIは、議事録作成のために開発された特化型アプリです。
議事録アプリにおいて重要なことは、誰でも簡単に作成できるということと、あとで確認する場合に見やすいかどうかということです。その点、GIJIならまず議事録に適したエディタ上で作成するため、難しい操作は必要ありません。重要な事項にラベルを貼り付けたり、内容の並び方やインデントを変更したりするのも直感的な操作で可能なため、見やすい議事録を簡単に作成できます。作成後はチームメンバーなど関係者へリアルタイムで共有でき、業務効率化に役立ちます。
さらにセキュリティ対策もウイルス・マルウェア対策や改ざんの検知、セキュリティログ監視などの充実した機能が搭載されています。ISMS認証済みアプリで、機密情報を扱う議事録でも安心して使えるのが魅力です。
詳しくはこちら:GIJI
AI GIJIROKU
AI GIJIROKUは、AIを使った議事録作成アプリです。議事録を作成するのにあたり、音声データの聞き直しや入力作業が面倒だと感じることは少なくありません。その点、AI GIJIROKUはオンライン会議ツールの「Zoom」と連携させることで議事録をリアルタイムで作成してくれます。海外拠点のメンバーと会議するシーンでは多彩な翻訳機能として最大30カ国語まで対応可能です。
また、業種別の音声認識にも優れたパフォーマンスを発揮します。業界ならではの専門用語なども認識しやすく、自然な文章に仕立ててもらえるのがメリットです。
さらにPCがない場所でのミーティングでも使いやすいように、スマホ版(iOS、Android)もリリースされています。
詳しくはこちら:AI GIJIROKU
AmiVoice® ScribeAssist
AmiVoice® ScribeAssistも、AI音声認識を使った議事録作成アプリです。国内トップシェアのAI音声認識技術である「AmiVoice」が使われているため、自然な文章をスムーズに作成できます。
さらに音声認識データをChatGPTで自動要約できる機能も搭載されているのが特長です。録音した音声をテキストに自動変換し、文章を読みやすいように編集、要約までしてもらえることから、面倒な議事録作成がワンストップで実現可能です。
また、AmiVoice® ScribeAssistはスタンドアローン型アプリのため、オフライン環境でも使えます。クラウド上へ音声データを送信しないため、機密情報を扱うとしても漏えいを気にする必要はありません。実際に、大手銀行や自治体などでも導入実績があり、高い信頼性が評価されています。
AmiVoice® ScribeAssistを導入した結果、議事録作成にかかる時間を3割も減少できた事例があるほどで、業務効率化に役立ちます。
詳しくはこちら:AmiVoice® ScribeAssist
toruno
torunoは、会議の内容をテキストへ落とし込むだけではなく、音声録音やオンライン会議の画面自体をキャプチャできるツールです。会議でどのような意見が出たのか、どのような方向性に決まったのかなどが、音声やキャプチャ画像といったさまざまな方法で詳細に記録されます。そのため、よりリアルに会議模様や発言のニュアンスまで確認できるようになります。
画面キャプチャ機能があることで、会議中にメモを取る必要がなくなり、会議に集中して参加できるメリットもあります。会議のすべてを記録したデータは関係者へURLを共有でき、Web上で確認可能です。
さらにtorunoは法人向けサービスとして「toruno ビジネス」を提供しています。3週間のトライアル期間が設けられているため、使い勝手を試してから契約することが可能です。
詳しくはこちら:toruno
ZMEETING
ZMEETINGは、国立研究開発法人産業技術総合研究所発のベンチャー企業が開発した、便利な議事録アプリです。
プランによっては、AIによって誰の発言なのかを自動で識別できる機能が搭載されています。またユーザ辞書を階層化することで、音声認識の向上をアシストしてくれます。発話ごとに録音できるため、気になった発言をあとで聞き直せるのもポイントです。さらに、感情認識エンジンを搭載していることから、会議が行われていた際の雰囲気までリアルに記録できます。
議事録はそのままSlackなどでメンバーへ共有可能です。オーナーが承認した人のみが入室できるようになっており、セキュリティも担保できます。
詳しくはこちら:ZMEETING
スマート書記
スマート書記は、会議内容の録音から文字起こし、清書までをワンストップで行えるクラウド型議事録作成アプリです。文字起こしの精度は90%以上となっているため、安心して任せられます。最大20名までの発話を自動で認識できる機能や、専門用語などをユーザ辞書として登録可能です。また、1つの端末でさまざまなオンライン会議ツールに対応しているほか、対面の会議でも録音し文字起こしをしてもらえます。議事録に特化したエディタが搭載されているため、1つの画面上で、文字起こしのテキスト編集から議事録の作成まで、スムーズに進められるのもポイントです。
言語は日本語のほか英語でのAI文字起こしが可能で、PC以外でiPhoneやAndroid、iPadのアプリに対応しています。スマート書記を導入したことで、これまで時間がかかっていた議事録作成の工数を約7割削減できた事例もあります。
詳しくはこちら:スマート書記
【スマホ版】おすすめの議事録アプリ5選
近年はPC版でもスマホに対応している議事録アプリやツールが増えつつありますが、スマホ版として正式にリリースされているものとしては、以下のアプリがおすすめです。
CLOVA Note
CLOVA Noteは、スマホ1台で会議などの音声を録音できるだけでなく、AIを活用して自動で音声認識、文字起こしまでできる記録アプリです。
大きな特長として、録音中でもPCでメモを取れる機能が挙げられます。作成時間どおりに記録されるため、あとで確認したい場合に備えてわかりやすく整理できるのがメリットです。また、録音された音声データをアップロードすることで、参加者の声を区別し即時にテキストへ変換したノートが作成されます。ノートでは、聞きたい発言のみ検索し確認することが可能です。さらに必要なメンバーへリンクを渡すことで簡単に共有できるようになっています。
オープンベータ期間中は毎月300分まで無料で利用できるのも魅力です。スマホでの議事録作成を検討しているなら、ぜひ試してみてください。
詳しくはこちら:CLOVA Note
Notta
Nottaは、スマホをレコーダー代わりに録音し、文字起こしをしてくれる音声認識アプリです。
とくにおすすめの機能は、ファイルインポート機能です。Notta以外のアプリなどで録音した音声データを取り込めば、それらも文字起こしが可能になります。
大切だと思った発言があればタグを付けてみましょう。ブックマーク機能のようにそれらの発言を見つけやすくなります。また、ハイライト機能でより目立たせたり、PCへエクスポートしたりすることも可能です。
Nottaは、iOSやAndroidなどスマホで使えるアプリ版のほか、Web版も提供されています。ユーザのさまざまな環境に合わせて、使いやすいバージョンで利用できるのもメリットです。
詳しくはこちら:Notta
Texter
Texterは、AI音声認識技術によって精度の高い文字起こしを行えるツールです。音声単体はもちろん、画像や動画に使われている音声も認識し、テキストへの変換や音声データの抽出が可能です。
スマホ版はiOSとAndroidの両方に対応しているため、どこでミーティングしていても議事録作成をサクサク進められます。また新しい機能として、文字起こしからの要約機能も提供されました。長いテキストであっても重要なポイントが要約されていれば、あとから見返した際に、よりわかりやすく理解できるようになるはずです。
無料で一部機能を試せるプランも用意されているため、まずは使い心地を確認してみてください。
詳しくはこちら:Texter
AutoMemo App
AutoMemo Appは、文字起こしAIボイスレコーダーとして人気の「オートメモ」シリーズから、スマホ版として生まれた音声認識アプリです。録音からAIによる自動の文字起こしまでスマホ1台で完結できるため、あらゆるシーンの議事録作成に役立ちます。
Microsoft OneDriveやGoogle Driveなどとあらかじめ連携しておくことで、音声データやテキストデータを自動的にアップロードでき、共有が非常にスムーズです。また、あとで聞きたい部分をピンポイントで探し、音声を確認できることから、これまでのレコーダーよりも大幅に時間や手間を削減できます。気になった方は毎月1時間までテキスト化できる無料のお試しプランから始めてみるのもおすすめです。
詳しくはこちら:AutoMemo App
YYProbe
YYProbeは、独自に開発されたアルゴリズムで声や音を見える化できるアプリです。繰り返し記録した音を基にデータベースを構築、分析できるのが特長です。
会議に使用すると、さまざまな発言をリアルタイムで収集しテキスト化されます。また、カメラで撮影した資料などをアップロードし投稿することも可能です。笑い声が起こった場合は「(笑)」といったテキストに自動で変換されるため、その場の雰囲気をリアルに伝えられる議事録が完成します。
さらに参加した会議は、文字起こしのデータとともに履歴として残ります。会議名や会話内容などで検索をかけられるのも便利な機能です。
法人プランやデイリープランで契約した場合は、辞書登録サービスを利用できます。とくに専門用語が多い業種では、ユーザ辞書にあらかじめ登録しておくことで、より正確でスムーズな文字起こしが実現可能です。
詳しくはこちら:YYProbe
AI自動要約機能付き議事録アプリ・ツール比較
AI自動要約機能を搭載した議事録アプリを利用すると、会話をリアルタイムで文字起こしできるだけでなく、会議の途中でも自動要約が可能なので、手動で議事録をまとめる必要がありません。なかでも人気の高いアプリ5つを比較します。
Rimo Voice
Rimo Voiceは日本語に特化した音声認識技術を搭載しているので、高速、高精度の文字起こしが可能です。1時間ほどの音声データなら、わずか5分ほどで完了します。音声と文字起こしした文章はシンクしているので、文字を選択すれば該当箇所の音声を聞き返せます。企業でよく利用されているZoomやMicrosoft Teams、Google Meet に対応しているので、一度の設定でいつでも自動で文字起こし、要点をまとめられます。要約の箇条書きが大ざっぱすぎると感じたときは、「箇条書き(短め)」を選択することで粒度を自動調節できるので、会議の全体像を把握、議題ごとの要点まで把握する、といった選択が可能です。
詳しくはこちら:Rimo Voice
AI議事録取れる君
1,500社以上の導入実績があり、信頼度の高さを証明しています。自動文字起こしはテキストだけでなく、疑問符や句読点、改行なども自動で行え、文字起こしが終わると小見出しと箇条書きで要点をまとめられます。終了後は、会議の参加者全員で議事録を編集できる機能もあります。チーム機能を使えば、特定のメンバーだけで議事録の編集も可能です。125か国語の発話を、主要な16言語に自動翻訳できるので、会議が日本語以外であってもスムーズな文字起こし・自動要約が可能です。オンライン会議だけでなく、ICレコーダーなどで録音した音声ファイルでも議事録作成が可能なので、オフライン会議にも利用できます。
詳しくはこちら:AI議事録取れる君
YOMEL
独自開発されたAIで、正確な文字起こしができます。発話者ごとに文字起こしされたテキストは、議題ごとにワンクリックでブックマークができ、あとから重要なポイントを探す手間が省けます。また、ネクストアクションなど、補足事項を後から追加することも可能です。英語が混ざっている会議でも文字起こし時は英語で、自動要約時には日本語で出力できます。トピックス機能を活用すれば、文字起こしの内容から、特に重点的に要約したい項目を指定すると、その項目が抽出されたトピックスを生成できます。自動要約された内容は、議題ごとのトピックスや会議概要、要点の箇条書きなどさまざまな形式で書き出せます。
詳しくはこちら:YOMEL
いきなり議事録
Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなど主要なオンライン会議ツールに対応しており、AIボットを参加させることで、発話の文字起こしと要約が可能です。議題は自由に設定できます。要約のまとめ方をAIに指示すれば、柔軟な形式でまとめることができます。議事録のテンプレート機能を使えば、「全体の要約を〇〇字でまとめてください」などと指示して任意の長さで要約内容を書き出せます。要約した議事録は部署ごとや参加者ごとに共有できるだけでなく、URLとして部外者へも共有できます。
そのほか、会議そのものをスコアリングしてくれる機能もあります。構成力や伝え方、語彙力などの項目に沿ってAIが自動判定してくれるので、より生産性の高い会議への改善に役立ちます。
ローカルファイルやYouTube動画など、オンライン会議以外でも利用が可能です。
詳しくはこちら:いきなり議事録
ProVoXT
AmiVoice®を搭載した、クラウド型の議事録作成ツールで、多数の導入実績がある日本語音声認識エンジン、AmiVoiceを搭載しています。ChatGPTと連携した要約ができ、スタンドアローン型のAmiVoice® ScribeAssistとも連携しているので、ScribeAssistで文字起こししたデータもアップロードできます。また、議事録エディタの共有が行えるので文字起こしはローカルで行い、要約の作成と参加者へのシェアはクラウドで行う、といったハイブリッド運用もできます。議事録エディタ以外なら総合行政ネットワークLGWAN環境でも利用できるので、地方公共団体での利用実績も多数あります。
wav、mp3など多様な音声ファイル形式に対応していることも特徴です。
詳しくはこちら:ProVoXT
議事録アプリ・ツールを選ぶ際のポイント
議事録アプリやツールでどれを選べばよいのか迷ってしまった場合は、以下の8点を確認しておくと安心です。
1. 議事録作成に必要な機能が揃っているか
まずチェックすべきことは、搭載されている機能です。企業によって議事録でどのような点を重視しているかは異なります。たとえば会議中に文字起こしをすることが最重要と考える企業もあれば、議事録の共有やデータベースとして効率的に管理したいと考える企業もあるはずです。
議事録アプリやツールを選ぶ際には、自社にとって必要とする機能が含まれているかどうかを必ず確認しましょう。また、必須とする機能以外にも、利用することで議事録作成にかかる時間や手間を省き、効率アップできるような機能もチェックしておくのがおすすめです。たとえば、翻訳機能やユーザ辞書登録機能、議事録に適したテンプレート機能などがその一例です。
2. 従業員が全員使用できるか
一般的に、議事録は必ずしもいつも決まった人が作成するわけではありません。そのため、どの従業員でも使いこなせるように、誰でもわかりやすい設計になっていることが大切です。どれほど高機能であっても使いにくいアプリやツールでは、導入した意味がなくなってしまいます。
とくに難しい操作が必要なものは避けた方が無難です。普段ITツールに触れる機会が少ない従業員でも、直感的に使えるものを採用しましょう。
また、どのようなアプリやツールが使いやすそうか迷った場合は、無料のトライアル期間が設けられているもので実際に試してみるのもおすすめです。
3. 予算を超えないか
議事録作成アプリを導入する際に忘れてはならないのがコストの問題です。中には無料で使えるプランがあるものの、機能が制限されていることもあります。導入時のイニシャルコスト以外に、運用時のランニングコストがいくらかかるのかも確認しましょう。
近年はサブスクリプションタイプのアプリやツールも増えつつあります。月額利用料金が複数用意されている場合、それぞれどのような機能が使えるのかや利用可能時間枠もチェックします。
議事録アプリやツールの導入から運用までまとめてコストを算出し、予算と照らし合わせて費用対効果の高いものを選ぶのがおすすめです。
4. 情報を共有しやすいか
議事録は作成すれば終わりではなく、関係者へ共有することでそのメリットが活きてくるものです。そのため、議事録アプリ・ツールの共有機能が使いやすいかどうかもぜひ確認しておきましょう。簡単な操作で共有できれば、会議に出ていなかった従業員にも議事内容をスムーズに把握してもらえます。
また、議事録の共有方法としてメールやチャットを使う方法は一般的ですが、クラウドで保存しておくと、各自が必要なときに見に行くことが可能です。毎回共有する手間も省けるため、クラウドで保存できる機能があるかどうかも注目してみてください。
5. 利用環境に対応しているか
PC環境のない外出先では、スマホで使える議事録アプリやツールが重宝します。その場合に備えて、iPhone対応かAndroid対応かをあらかじめチェックしておくことが重要です。また、PCのデスクトップ版であっても、Mac対応かWindows対応かを確認しておかなければなりません。
導入後、従業員が利用するデバイスが異なる場合でも問題なく使えることが大切です。なるべく幅広い利用環境が整っているアプリ・ツールを選ぶようにしましょう。
6. 音声認識精度が高いか
議事録アプリ・ツールでの文字起こしに欠かせないのが音声認識機能です。しかし、機能自体が備わっていたとしても、その精度が低い場合はうまく文字起こしができず、手作業に頼らざるをえません。逆に精度の高い音声認識機能が搭載されていれば、正しい議事録をスムーズに作成できます。
業務効率化を目指すためには、音声認識精度の高さについても事前に確認しておきましょう。
7. 外部ツールと連携可能か
議事録アプリやツールの中には、外部ツールと連携できるものがあります。連携させることでさまざまな機能を拡張して使えるようになるのがメリットです。たとえば会議中に決まった予定があれば、それをスケジュールに自動で入力するといった動きが可能になります。アプリ単体で使うよりもできることが大幅に増えると、利便性が向上し、従業員の作業負担を軽減できます。
8. 十分なセキュリティ対策がされているか
社内会議では、社外には出せない機密情報を扱うことが少なくありません。つまり会議内容がそのまま記録される議事録アプリやツールの中には、社外秘の情報が多く含まれているといっても過言ではありません。
そこで重要になるのがセキュリティ対策です。とくにクラウド上に保存する場合は、不正アクセスを防げる機能やアクセスログを記録する機能など、できるだけ多くの対策が取られているものを選びましょう。客観的な判断基準としては、自治体など公的機関への導入実績や、セキュリティ関連の認証マークを取得している実績などを参考にするのがおすすめです。
議事録アプリ・ツールを導入するメリット
議事録アプリやツールを導入することで、手作業では不可能な多くのメリットを享受できます。とくに注目したいポイントとしては以下の3つです。
議事録作成にかかる手間が省ける
これまでの議事録作成といえば、一度録音した音声を耳で聞いて手作業でPCへ入力したり用紙へ記入したりする方法が一般的でした。聞き取れなかった場合は聞き直す必要があるなど、相当の手間や時間がかかるものです。
しかし、自動文字起こし機能があるアプリやツールを使えば、作成にかかっていた負担を省けます。その分、注力したい業務へ集中できたり、より生産性の高い仕事へシフトできたりするのがメリットです。
聞き漏れ・記入漏れを防げる
手作業で議事録を作成していると、どうしても聞き漏れが発生しがちです。とくに長時間にわたる会議の場合は、録音の音声データをすべて聞かなければならず集中力が途切れて漏れが発生するおそれが高まります。
その点、議事録アプリやツールなら一言一句逃すことなくすべての発言を自動で記録できます。「えー」など不要な言葉を外したり、重要なポイントのみを明確にして要約したりできるアプリもあり便利です。
議事録の共有・管理がしやすくなる
議事録の作成に時間がかかれば、その分共有のタイミングも遅れてしまいます。立て続けに会議が行われた際には、議事録作成のタスクが山積みになってしまうこともよくあります。
その点、リアルタイムで議事録を作成できるアプリ・ツールなら会議終了後、すぐに共有できるのがメリットです。会議に出席しなかった従業員へも素早く情報を共有できれば、スムーズな業務遂行が可能です。
また、スマホやタブレットに対応しているものなら、PC環境がないあらゆる場所で議事録を確認できます。検索機能が備わっていると、必要な議事録を探す場合にも役立ちます。
アプリの活用で効率的に会議内容を管理・共有
議事録アプリやツールを使うと、正確かつスピーディに音声データをテキスト化でき、共有が楽になるため業務効率化を図れます。近年は自動要約機能やニュアンスをよりリアルに伝えられる機能などが搭載されているものもあり便利です。
さらに議事録の内容をマニュアルとして残し、社内でのスキル向上に役立てられるように、「Teachme Biz」など専用システムと連携させるのもおすすめです。議事録アプリやツールの効果をより上げられるため、ぜひ一度検討してみてください。