ヒューマンリソシア株式会社『人材サービス事業とTeachme Bizとの親和性は非常に高いと思います』

ヒューマンリソシア株式会社

ヒューマンリソシア株式会社
RPA事業本部
本部長 井元 道由 様
企画部長 岡本 哲英 様

聞き手:株式会社スタディスト

取締役COO 庄司 啓太郎

TOPICS

  • 人材サービス事業を拡大しつつ「人に依存しない」ビジネスモデルへ
  • ソフトウェアではなく「プラットフォーム」という考えに共感
  • 様々な業界にTeachme Bizの必要性を説いていきたい

人材サービス事業を拡大しつつ「人に依存しない」ビジネスモデルへ

井元道由様

まず、御社の事業についてお聞かせください。

井元: 1985年に現在の「ヒューマンアカデミー」という資格取得ための学校の前身が設立され、その後1988年に、弊社が人材サービスを提供する企業として設立されました。創業以来の事業の軸は、学び、資格を取得した人材を世の中に送り出すことで、社会に貢献することです。 おかげさまで、人材派遣・紹介事業は順調に拡大しておりますが、近年の働き方改革や労働人口減少の流れもあり、弊社でも人材の確保が難しくなっていくことは明白です。そこで、人に依存しないビジネスも展開すべく、2017年に新規事業としてRPA(Robotic Process Automation)を開始しました。

御社のRPA事業における強みはどういったところにあるでしょうか?

井元:やはり、弊社グループの軸である「教育」をもとに、研修などを含めた「運用」と「浸透」を図れるきめ細やかなサービスが提供できるところです。その部分で、他のSIerなどとは差別化が図れていると思っています。

ソフトウェアではなく「プラットフォーム」という考えに共感

岡本哲英様

Teachme Bizを知った経緯を教えてください。

井元:市場のRPAニーズの高まりも追い風となり、弊社のRPA事業も一気に拡大しています。新しい事業ですから、常に業務プロセスを見直したり、「そもそもこの業務はこのやり方でいいのか」という課題が出てきます。このような中、業務の可視化や手順書作成の必要性を強く感じるようになりました。しかし、ただ手順書を作ればいいのではなく、どのように展開・保存・共有するかも考えなくてはいけない。それを簡単に実現できるツールはないかと探していたところで出会ったのが、Teachme Bizです。ソフトウェアではなく「プラットフォーム」という考え方に「なるほど」と感心しました。 岡本:私はJapan IT Weekなどの展示会でTeachme Bizのブースを目にしたり、他の商談中に名前を聞いたりと、それまでも何となく認識はしていましたが、弊社の人事がTeachme Bizの導入を検討していたことをきっかけに、実際に御社からお話を聞くことになりました。

Teachme Bizの取り扱いを決めていただいたポイントはどんなところでしょうか?

井元:ひとつは、Teachme Bizのお客様に製造系の企業が多いことです。弊社の取引先にも製造業や建設業のお客様が多く、様々な課題を見てきましたので、その課題解決に活用できるだろうと考えました。 そしてもう一つは、働き方改革の推進や効率化が進展している今、純粋に、「売れる」と感じたからです。取り扱うのであれば、弊社のサービスとして心を込めて提供したいという思いがありますので、その意味でも、「売れるものかどうか」というのは非常に重要なポイントだと思っています。

現在、御社と私どもは「Teachme Bizの操作講座」の開催なども含めて協業を進めさせていただいています。

井元:「教育事業」は弊社グループの強みであり、今後増加するTeachme Bizの利用者の方々に向けた講座の開設により、お客様のお役に立てる機会があると考えています。 また、「教室」というリアルな場に、お客様が集まってくださることも、私たちにとってはとても貴重なことです。様々な会社の方が一堂に会し、ともに学び、時間を過ごすことで、それぞれの企業が抱える課題を本音ベースで伺うことができます。そこで聞いたことが、私たちのビジネスのヒントにもなっています。

様々な業界にTeachme Bizの必要性を説いていきたい

株式会社スタディスト 庄司啓太郎

Teachme Bizの販売パートナーとして、今後の展望や期待を教えてください。

井元:私たちは、研修を通して「人が集まる場」「情報交換の場」を作ること、を大事にしています。メーカーではないので商品を開発することはありませんし、ものづくりもしません。「人材」と「教育」を提供できる弊社の強みと、Teachme Bizと掛け合わせることで、弊社ならではのサービスが提供できると思っています。 今後も手順書作成に留まらず、プラットフォームを活用した拡張機能を増やしていただけると、弊社ももっとおもしろい提案ができるようになるのではないかと期待しています。

ありがとうございます。ちょうど2020年1月から「トレーニング機能」の提供を開始しました。この機能により、例えば「新人コース」など、その人のキャリアパスや習熟度合いに合わせたコースを設定して、教育用のコースを組むことができるようになりました。 一方で、このトレーニング機能を使いこなすためには、人材育成や社内研修自体を運営するノウハウも重要だと考えています。「研修とは」「研修の効果的な組み方とは」などのノウハウに関しては、ぜひ御社のお力をお借りしながらコンサルティングメニューや教育メニューの開発などに取り組んでいけたらと考えています。

井元:弊社も、今後いろいろな業界に対してTeachme Bizのプラットフォームの必要性をどんどん説いていきたいと思います。製造業以外でも、例えば、介護やネイルの会社などでも教育メニューの需要があると思いますし、人材の需給ギャップが大きい業界には必ずニーズがあるでしょう。これからTeachme Bizのフィールドはどんどん広がっていくと思いますし、そうなることを大いに期待しています。

ご期待にお応えできるよう、今後も拡張機能にも力を注いでいきたいと考えています。今日は、お時間ありがとうございました。