導入インタビュー

【導入インタビュー】 TALENTEX (THAILAND) CO., LTD. 様

Teachme Bizはアフター・コロナの時代に大きな可能性を秘めたツール

タイにおける“IT × 人材”のパイオニアに

--創業の経緯をお聞かせください。

「TALENTEX」は、ITの力を通して企業における人材採用を効率化すると同時に、企業活動における“人の価値”を最大化すること、そして、それを通してタイ・ロシアをはじめとした日本と世界の発展を支えることを目指すHRテック(Human Resource × Technology)企業です。私はもともとは戦略コンサルティング会社を経て、大手通信会社グループの東南アジア事業立ち上げのため2011年、駐在員としてタイにやってきました。大学時代にNGO関連活動に参加したことをきっかけに、タイをはじめとした東南アジアの国々に貢献できるようなビジネスをしたいと考えていたので、タイへの駐在は自分にとっていい機会でしたね。
 ただ、その駐在員時代に直面したのが採用問題です。当時は採用のチャネルが少なく、採用手段や人材の選択肢、求める人材に巡り合えるチャンスの少なさを痛感したんです。求人をするには大きく2つの手段に分かれ、人材紹介会社に登録して条件に当てはまる人材をリストから選ぶか、またはインターネット上の求人サイトに掲載し、該当する求職者が現れるまで待つといった受け身の手段で探す方法が一般的で、属人化している点が多かったり、始動から採用までに時間がかかったりするということもありました。即戦力を求めていた当時の私にとって、その状況は大きなストレスでした。だからこそ、ITを通してよりスピーディーに、より効率よく求人ができるプラットフォームを作ろうと2013年11月に「TALENTEX」タイ法人(本社・シンガポール)を設立しました。
 当初はタイ市場に向けたIT業界向け求人サイト「JobTalents」を運営していたのですが、まだタイのIT/スタートアップ 業界も若く市場が小さかったため、日系大手企業も対象とできるサービスを作ろうと16年1月、日本語人材に特化した求人サイト「WakuWaku」を立ち上げました。開設から4年を経て、これまでの利用企業は1,300社、求職者は15,000人へと成長を遂げています。

-- 就職イベントも自ら開催しているのだとか。

 元々、弊社の求人サイト「WakuWaku」は2015年5月に日本語人材に特化した就職イベント「WakuWaku Job Fair 」としてスタートしました。以降、年に1−2回定期的に開催しており日本語人材を求める日本企業のタイ現地法人30〜40社と、日本語に長けたタイ人500名ほどをマッチングするなどタイ最大規模の日本語人材就職イベントとなっています。
 また人材採用とは別ですが、請求書や運営レポート作成、エクセルへの入力といった定型業務を自動化する「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」システムも提供しています。

--ロシアにもビジネス展開されていると伺いました。

 日本では近年、ITに関わる人材不足が嘆かれていますが、ロシアはエンジニアをはじめとしたIT人材の育成がとても進んでいるんです。ロシアを初めて訪れた際、その供給力に圧倒されると同時に、IT人材不足の問題を抱える日本にとって非常に重要な存在になると感じ、2018年にロシア・欧州からのエンジニア越境採用事業加速を目的とした事業を展開することに賛同くださった複数の会社から出資していただき、ロシア法人を立ち上げました。今後も目が離せない国ですね。

未来への投資としてTeachme Bizを導入を決意

--創業7年目の今、Teachme Bizを導入した理由は?

 Teachme Bizの存在は、タイ進出前から知っていました。業務の効率化に直結する優れたプラットフォームだと認識しながら、当時の優先度としては進行中のプロジェクトなど目先の業務に関わるものの方が高く、またタイで起業した当初は恥ずかしながら資金繰りが厳しかったこともあり、「少しでも経費を削減したい」と無料システムで事を済ませていました。弊社は私を含めて5人体制であり、マニュアルがなくても“何とかやってこれた”ことも導入に踏み切らなかった一因でした。
 ただ近年、Teachme Bizをタイで展開するスタディストの豆田さんと親交が深まり、Facebookを通してそのさまざまな活用方法を知れたことで、自社での具体的な活用イメージを描くことができました。これまで場あたり的に“何とかやってこれた”業務も、長期的な視点で見たらマニュアル化することで会社の成長に繋がる。また、業務フローの確認などに割かれていた時間がゼロになれば、既存のサービスのブラッシュアップや経営戦略を練る時間に充てることもできる7年目の今、会社として今後大きく飛躍するためにも欠かせないツールだと感じ、導入を決めました。Teachme Bizは、お金をかけてでも導入するべきだと確信したんです。

イベント運営や日常的な社内業務など活用法は無限

--具体的には、現場でどのように活用していく予定ですか?

 まずは、前述した弊社主催の就職イベント「WakuWaku Job Fair」を始めたとしたイベント関係の運営マニュアルを作成することから始めます。今まで9回開催してきた中で、参加者の皆様にはご満足をいただいていましたが、全体を網羅するマニュアルはなく、決して効率的に運営はできていませんでした。各業務や担当者ごとにそれぞれ資料を作っていたため、毎回その資料を整理するところから準備が始まっていました。Teachme Bizを使うことでイベント当日に向けてどのタイミングで、誰が、何をすればいいかといった全体の流れを瞬時に把握できるようにしていきたいと考えています。それに画像や動画を添えるなど視覚的に業務の流れを追えるので、作業の見落としを回避できるなどいいことだらけですね。
 あとは就業規則や経費精算といった事務的な内容から各担当者の詳細な業務まで、それぞれをマニュアルを通して見える化していきたいですね。現在スタッフは若いメンバーが多く、新しい業務はすべて私が教える形になっているのですが、一度伝えても内容を忘れてしまったり手順を誤ってしまったりといった場合は何度も教えるなど時間がとられることもありました。マニュアルを作ることでその時間が解消され、社員一人ひとりのパフォーマンス向上や、よりレベルの高い仕事にも繋がると期待しています。

Teachme Bizが「マニュアル作成=時間がかかる」を覆す

--まだ導入してから日は短いですが、実際に使用してみての感想は?

 私自身、これまでマニュアルを作る作業=多大な時間・手間・労力がかかるもの(大変な作業)というイメージを強く抱いていました。せっかく出来上がっても見られなかったり活用されなかったりというイメージを持っていましたが、Teachme Bizを操作してみたら、フォーマットが決まっているのでゼロから形を考えることなく、情報をそこに当てはめるだけで済みます。細かい調整作業やフォーマット崩れなどが起きる心配がなく、本当にサクサク作れるので驚きました。また誰でも簡単に操作することができるので、弊社スタッフもすぐに覚えられそうですし、ボタン一つで関係者へ瞬時に共有できるのも嬉しいポイントです。

コロナ禍においてTeachme Bizが大きな原動力に

--今後の展望をお聞かせください。

 弊社は現在、タイ・日本・ロシアに会社がありますが、このコロナ禍で国の行き来が困難になったことをきっかけに、自分がいない状況で会社をいかに強化していくかを模索しています。まだ明確なプランはできていませんが、強いチームを作るために、安定したサービス供給の仕組みを作るためにTeachme Bizが大きな原動力になってくれるという予感がしています。そして今後も引き続き、タイで戦う日系企業を人材の面からサポートすることでタイ全体の発展へと寄与していきたいですし、企業と求職者がWin−Winになる質の高いサービスを目指していきます。