導入インタビュー

【導入インタビュー】ANDOH PARACHEMIE (THAILAND) CO., LTD. 様

マネージングダイレクター 吉岡稔益氏

Teachme Bizを駆使してセールスに集中できる体制を築きたい

「化学品なら何でもござれ」の広く薄いビジネス

 弊社は化学品原料の専門商社です。創業は文政年間(1818年〜1831年)。尾張名古屋で砂糖や油を商う安藤商店として産声をあげ、以後、長く個人商店として商売を営んできました。戦後に法人化を果たし、今年で74期目を迎えます。
 設立当初の主力商品はろうそく用のワックスです。ただし、いまでは売上の10〜15%程度。現在のメインの商材は溶剤類で、日本本社では年商200億円の売上のうち約50%を占めています。溶剤というと響きがあまり良くないのですが(笑)、化粧品や金属加工など多種多様な産業で利用されています。
 専門商社の中には扱い商品を絞り込んだニッチな会社がたくさんあります。一方、弊社は「化学品なら何でもござれ」の商社。仕入先も広ければ、お客様のカテゴリーもさまざま。広く薄い商売を展開しています。日本では外資系大手石油化学会社から輸入した溶剤をバルクで管理し、全国に流通させるといった物量の大きな案件もありますが、小さなリテイルも手掛けています。本当に広く化学品を扱っています。

面倒で手間がかかる案件こそ出番

 タイには2018年に進出し、安藤パラケミータイランドを資本金1000万バーツで設立しました。その10年ほど前には仕入れの拠点として中国に進出を果たしています。化学品の調達先が日本で減ってきたため、中国からの仕入れを強化するのが目的でした。現在は、中国に出ている日系の会社にも原料調達や技術サポートを進めております。

 タイには、「チャイナ+1」の新規マーケットとして進出を果たしました。40代と若く、新しいことに挑戦しようと意欲的な弊社社長の考えです。タイは経済が成熟しているがゆえにお客様は非常に多く、日本でおつきあいのある企業も少なくない。たくさんの案件が見込めるはずだと考えました。
 もっとも化学商社として弊社は後発です。すでに商流の流れができあがっていて、購入ルートやサプライチェーンも確立しているので、そこに割って入ることは難しい。そこで、買う側にとっても売る側にとっても面倒で手間がかかる案件をメインに手掛けています。

 お客様はほぼ日系の企業です。注文するにしても、在庫を確保するにしても煩雑で多大な手間を要する案件こそ、弊社の出番。間接コストを抑えるためにフォワーダー会社様(貨物利用運送事業者)や乙仲業者様(海運貨物取扱業者)を回って良い関係を築き、協力を仰いでいます。
 このようにお話しすると順風満帆のように聞こえるかも知れませんが、実は設立から4ヶ月間は売上ゼロが続き、苦労の連続でした。幸い、ユーザー様や仕入先業者様、コンサルタント会社様や物流業者様と面談を重ねた結果、売上は少しずつ伸びています。商品のクオリティを担保するのはもちろんですが、面談を数多くこなし、こまめな提案を行い、案件を拾っていったことが功を奏しました。

総務の定型業務をマニュアル化したい

 
 Teachme Bizは2020年の1月に導入しました。以前、JETROの懇親会の場で資料をもらってはいたのですが、そのときはあまり印象に残らず、導入に至らなかったのです。
 しかし、昨年の11月に再びJETROの寄り合いでもう一度話を聞く機会があり、そのときにデモンストレーションをしてもらって導入を決めました。 これならいま私が抱えている問題の解決につながると考えたからです。

 弊社にはタイ人スタッフ2人と私で運営しています。一人はセールスアシスタント担当、もう一人はアドミンの担当です。アドミンの方は一度、担当者がやめて現在は2人目。新しい人が来るまでの間、セールスアシスタント担当のスタッフが業務を代行してくれましたが、わからないことがたくさん出てきて往生しました。

 総務の業務は、ネットバンキングの入力業務や外注している経理のとりまとめなど、毎月ほぼ同じ作業の繰り返しです。しかし、きっちりとしたマニュアルがなかったため、担当者がいない場合にこれらの業務をほかのスタッフがこなすのは大変でした。 Teachme Bizを活用して、これらの定型業務をマニュアル化し、いつ何があっても、誰でも(もちろん、私でも)遂行できる状態にしたい。それが導入の第一の目的です。

 省庁への届け出業務にも活用を計画しています。弊社が扱っている危険物には等級があり、その等級ごとに事前に工業省のサイトに届け出をしなければなりません。これらの画面はすべてタイ語で表示されますが、実は入力する内容自体は英語で済むことも多いのです。Teachme Bizを使って手順を記録しておけば、誰でも入力できるようになるはずです。

 物流会社にオーダーを送る方法もTeachme Bizを使えばわかりやすくなるでしょう。前から、何か良い方法はないだろうかと考え、写真でも撮っておくかと考えていたところだったので、本当に良いツールが見つかったと思います。

作業している過程を録画して記録に残す

 日系のレンタカー会社でレンタカーを手配する作業も現在は私がやっていますが、Teachme Bizで「英語で必要な最低限の情報」や「ccはこの人に送ること」などを記録すれば、タイ人スタッフにも安心して頼めるはずだと目論んでいます(笑)。スタディストの豆田さんに「実際に私やスタッフが作業をしているところを録画して、それを記録として使えばわかりやすい」と教えてもらったので、早速、実践するつもりです。最大20分録画できますから時間的にはじゅうぶんでしょう。

 難を言えば、私も老眼が出てきたせいか(笑)、文字がちょっと小さくて見えづらくはありますが、活用範囲はどんどん広がっていきそうです。
 といってもまだ導入をして1ヶ月も経っていないので、スタッフは練習している真っ最中。顧客数を増やそうにも、内勤業務に不安があると思うように進められません。スタッフには早く慣れてもらい、私がセールスに集中できる体制を作りたいと思います。
 
内勤を固めて、セールススタッフを増やし、顧客開拓を強化するのが私の次なる目標です。 城の土台が不安定ではどんなにがんばっても城を大きくはできません。セールスに思い切り明け暮れることができる体制を目指して、Teachme Bizを積極的に活用していくつもりです。

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